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令和3年予算委員会 付託案件審査 本文 2021-03-08
令和3年予算委員会 名簿 2021-03-08

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  1. 大野城市議会 2021-03-08
    令和3年予算委員会 付託案件審査 本文 2021-03-08


    取得元: 大野城市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-28
    1:     (開会 午前8時59分) ◯委員長(関井利夫) おはようございます。ただいまから予算委員会を開会いたします。  委員会は、本日から9日、10日の3日間続けて行います。本日の委員会に複数の議員より別室での傍聴の申出があっておりますので許可をしております。  3月定例会におきまして、本委員会が付託を受け、審査する案件は、令和3年度当初予算第23号議案から第31号議案の9件です。審査の手順は、お手元に配付をしております審査日程表の順で、各部の課ごとに説明、質疑を行い、最終日に議員間討議、討論、そしてその後、採決を行いたいと思います。  発言につきましては、着席をしたままで結構ですが、挙手の上、指名をされてからマイクのスイッチを入れ、発言されるようにお願いいたします。また、マスクはいつものようにつけたままで発言をしていただきますが、マイクに近づいて聞き取りやすいように工夫してはっきりと発言していただきますようお願い申し上げます。  執行部の説明に入ります前に、毛利副市長より挨拶の申出があっております。 2: ◯副市長(毛利伸彦) おはようございます。令和3年度の当初予算のご審議をお願いするに当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  令和3年度は、コロナ禍の影響もありまして市税の減収等が見込まれる中、一般会計におきましては7年ぶりの対前年度比マイナス予算ということで、特別会計及び公営企業会計も含めまして大変厳しい状況下での予算編成となったところでございます。  しかしながら、そのような厳しい状況下ではございましたけれども、入るを量りて出るを制すを基本としながら、選択と集中、それから先手先手の対応を徹底することで、市民サービスへの影響を最小限に抑えること、そして、必要なもの、求めるものに対しては適切に予算を配分するなど、攻守のバランスに配慮をした予算を編成し、今回提案をさせていただいたところでございます。  予算委員会におかれましては、本日から3日間にわたりましてご審議をお願いするわけでございますけれども、各部局とも分かりやすく明瞭な説明になるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。  以上、簡単ではございますけれどもご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 3: ◯委員長(関井利夫) 暫時休憩をいたします。  副市長は公務のため退席をされます。     (休憩 午前9時02分)     (再開 午前9時03分) 4: ◯委員長(関井利夫) それでは再開をいたします。これより審査に入ります。  第23号議案、令和3年度大野城市一般会計予算についてを議題とします。  執行部の説明を求めます。 5: ◯財政課長(原田知弘) おはようございます。財政課、原田です。  それでは、令和3年度の大野城市一般会計当初予算の総括説明をさせていただきます。よろしくお願いします。
     説明の前に資料の確認をさせていただきます。予算書及び予算に関する説明書と併せまして、当初予算の概要、こちらの分でございますが、お配りしております。各担当課がこの概要の中にとじ込んでおります主要施策事業に基づいてご説明を行いますので、よろしくお願いいたします。  それとは別に、こちらの令和3年第2回3月定例会当初予算予算委員会説明資料、こちらのまず表紙をめくりまして、1ページ目が歳入、2ページ目が歳出に関する資料でございます。3ページから5ページが債務負担行為の一覧表、6ページが地方債所管課の一覧表、そして7ページが職員給与費総括表になっております。  それと、A4判、横で先週お配りしておりますけれども、パワーポイントをカラー印刷したものをお配りしておると思います。こちらも使いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、令和3年度の当初予算につきまして、資料を使って予算概要を説明いたします。  パワーポイントの資料、A4の横の分ですが、資料の1ページをお願いいたします。  一般会計予算の総額は、361億5,900万円、2年度当初予算から1億9,200万円の減となっております。一般会計の当初予算が減額になった要因でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして市税の減収が見込まれることから、先ほど副市長も申されましたが「入るを量りて出るを制す」の大原則の下、実施計画の策定や予算編成の段階で事業の選択と集中を進め、全ての事業を対象に、例外を設けず事業費の精査を行ったところによるものと思っております。  予算の概要の16ページ、パワーポイント資料は2ページをお願いいたします。  各特別会計の予算総額は記載のとおりでございますけれども、特別会計の内容につきましては担当課が説明いたしますので省略をさせていただきます。  一般会計と特別会計の総額は、パワーポイント資料ともに、小計Aの515億4,068万2,000円、2年度当初予算と比較しまして0.1%、7,344万7,000円の減、公営企業会計を含めた全会計の合計は、一番下でございますが、581億3,651万2,000円、2年度と比較しまして0.1%、3,218万円の減となっております。  パワーポイント資料の3ページをお願いいたします。  一般会計当初予算の推移を表したグラフでございます。このグラフのとおり、平成27年度から毎年過去最高額を更新しておりましたが、令和3年度は7年ぶりに前年度からマイナスの予算となっております。  続いて、歳入の説明をいたします。  予算の概要は17ページ、パワーポイント資料は4ページをお願いいたします。それと、当初予算委員会説明資料の1ページをお願いいたします。  各項目については、2年度当初予算との比較を中心にご説明いたします。  説明資料A3の分で言いますと、1の市税は、127億4,155万2,000円、9億2,592万9,000円の減となっております。  現年課税の主なものについてご説明いたします。  市民税は、新型コロナウイルス感染症の影響により、個人市民税が約4億4,300万円の減、法人市民税が約1億2,500万円の減。  固定資産税及び都市計画税は、新型コロナウイルス感染症に対する国の税制改正によりまして、評価替え後の土地の税額が据置きとなったことや、事業用家屋と償却資産の軽減措置などにより、合計で約4億3,800万円の減。なお、軽減措置による減額分約4億1,700万円は、地方特例交付金により全額国から補填されます。  軽自動車税は、令和2年度の決算見込みなどから推計しまして、345万8,000円減の1億8,975万2,000円を計上しております。  たばこ税は、令和2年度の決算見込みなどから推計し、約8,600万円増の6億1,596万円を計上しております。  2の地方譲与税は、過去3か年の決算額などから推計し、1,700万円減の4億2,781万6,000円を計上しております。内訳は記載のとおりでございます。  3の利子割交付金、4の配当割交付金、5の株式等譲渡所得割交付金は、それぞれ過去3か年の決算額などから推計し、計上しております。  6の法人事業税交付金は、令和2年度の決算見込みから推計しまして、5,640万円を計上しております。  7の地方消費税交付金は、令和2年度の決算見込みから推計し、18億8,300万円を計上しております。  8の環境性能割交付金は、令和2年度決算見込みから推計し、2,406万4,000円を計上しております。  9の国有提供施設等所在市交付金は、令和2年度決算見込みから推計し、790万円を計上しております。  10の地方特例交付金は、国の制度変更などにより地方公共団体に減収が生じた場合などに減収分を補填するために交付されるものでございます。令和3年度は、先ほど申しましたけれども、新型コロナウイルス感染症の影響に対する固定資産税などの軽減措置分が補填されることなどから、4億4,575万4,000円増の5億2,675万4,000円となっております。  11の地方交付税は、総務省から示された令和3年度地方財政対策の概要などを基に、6,900万円減の27億5,300万円を計上しております。  臨時財政対策債を含めた本来交付されるべき地方交付税の合計額につきましては、下から2段目の22の市債に記載しています臨時財政対策債17億1,100万円と合わせまして、総額44億6,400万円となります。  13の分担金及び負担金は、保育所が増えることなどから、3,078万円増の4億3,712万円を計上しております。  14の使用料及び手数料は、ごみ袋の販売数の増加などにより、1,576万1,000円増の4億4,656万1,000円を計上しております。  15の国庫支出金は、新型コロナウイルスワクチン接種に係る負担金や接種体制確保事業補助金が皆増となるほか、子どものための教育・保育給付費負担金の増などにより、6億1,228万3,000円増の69億9,372万2,000円となっております。  16の県支出金は、衆議院議員総選挙費委託金が皆増となるほか、子どものための教育・保育給付費負担金が増となることなどから、1億5,607万1,000円増の28億5,569万5,000円となっております。  17の財産収入は、基金預金利子や不動産売払収入の減により、2,253万8,000円減の8,527万1,000円を計上しております。  18の寄附金は、ふるさと納税による寄附金が年々増加していることから、2億8,300万円増の6億5,820万1,000円を計上しております。  19の繰入金は、財政調整基金や公共施設整備基金の繰入れが減少することから、11億6,277万9,000円減の22億8,309万8,000円を計上しております。  21の諸収入は、新型コロナウイルス感染症の影響により中小企業融資制度預託金を増額したことに伴い、市中小企業融資制度預託金元金回収金が増となることなどから2億7,038万7,000円増の9億8,074万2,000円を計上しております。  22の市債は、水城跡の史跡買上事業債の皆減や災害情報伝達システムデジタル化工事の完了に伴い、緊急防災・減災事業債が減となるものの、臨時財政対策債小学校校舎改造事業債が増となることなどから、3億220万円増の27億3,420万円を計上しております。  予算の概要の19ページ、パワーポイント資料は5ページをお願いいたします。  このパワーポイントのグラフは、歳入を自主財源と依存財源に分けて割合等を示したグラフでございます。自主財源が多いほど財政運営の自立性、安全性が高いと言えますが、令和3年度の自主財源が約177億8,300万円、依存財源が約183億7,600万円、割合は自主財源が49.2%で、対2年度比3.9ポイントの減、依存財源が50.8%、対2年度比3.9ポイント増となっております。新型コロナウイルス感染症の影響による市税の減収及び国県補助金の増などが要因であると考えます。  パワーポイント資料6ページをお願いいたします。  この6ページは、地方交付税と臨時財政対策債の総額を示したものでございます。令和3年度の地方交付税と臨財債の総額は、左下の部分でございますが、44億6,400万円となっておりまして、2年度当初予算と比較し、5億7,700万円の増となっております。  国の令和3年度地方財政対策では、地方交付税の財源である国税収入が減少する見込みであることから臨財債を増額するとしておりますので、臨財債を6億4,600万円の増と見込んでおります。  なお、臨財債につきましては、理論償還額で後年度の基準財政需要額に算入されることになっております。  パワーポイント資料7ページをお願いいたします。  申し訳ございません。この7ページで一部数字を訂正させていただきます。下の枠で囲っております部分の1)の上から3行目、国勢調査人口9万9,525人の後ろの分ですね。約、国調人口のR3からR7、約1万200人となっておりますけれども、ゼロを1個足して10万2,000人でお願いいたします。申し訳ございません。約10万2,000人でございます。  地方交付税と臨財債の総額が増加する主な理由としましては、交付税の総額を算定する際に、令和2年度までは平成27年度国勢調査人口9万9,525人を使用しておりましたけれども、令和3年度からは、令和2年度に実施されました国勢調査人口を使用することになります。国調人口はまだ確定してはおりませんけれども、前回の国勢調査人口よりも増加する見込みであるため、交付税総額が約1億円ほど増加すると見込んでおります。  また、市税収入の減少に対しまして、減少分の補填約4億7,700万円として交付税総額が増加すると見込んでおります。  続いて、歳出でございます。  予算の概要は20ページ、パワーポイント資料は8ページをお願いいたします。これは、歳出を性質別でグラフ化したものになります。各項目につきましては2年度との比較を中心に説明を行いますので、当初予算委員会説明資料、A3の2ページをお願いいたします。  なお、歳出予算の詳細につきましては、後から所管課のほうがご説明いたしますので省略をさせていただきます。  A3の資料の1番の人件費は、7,616万円増の51億9,931万3,000円となっております。増の主な理由は、会計年度任用職員の再度の任用に伴う期末手当の増額などによるものでございます。  2の扶助費は、子どものための教育・保育給付費などが増額となったことから約2億1,000万円増の106億9,638万2,000円となっております。  3の公債費は、起債償還計画に沿って計上しておりまして、6,657万8,000円減の29億7,539万5,000円となっております。  人件費、扶助費、公債費の合計であります義務的経費は188億7,109万円と、2億1,981万5,000円の増となっており、歳出合計に占める割合は52.2%、前年度比0.9ポイント増加しておりまして、年々財政の硬直化が進んでおります。今後も幼児教育・保育に関する費用や障がい者、児に対する福祉サービス費用など社会保障費は増加が続くと思われます。義務的経費を抑制するために有効な手段は公債費の縮減でありますので、必要に応じて繰上償還の実施など、負担を先送りしないよう財政運営を進めていきたいと考えております。  4の物件費は、新基幹システム導入委託料新型コロナウイルスワクチン集団接種関連費用が増となったことなどから、10億5,042万円増の55億9,818万2,000円となっております。  5の維持補修費は、小学校の営繕工事費などが減となったことから、1,721万3,000円減の1億5,134万5,000円となっております。  6の扶助費等は、下水道事業費補助金などが減となったことなどから、3億946万円減の52億3,872万2,000円となっております。  なお、一部事務組合負担金につきましては、福岡都市圏南部環境事業組合負担金が増となったことなどから、194万円増の16億6,694万7,000円となっております。  7の積立金は、ふるさと応援基金の積立てについて、令和3年度からふるさと納税による寄附金から経費相当額を差し引いた額を基金に積み立てるようにしたことから、1億2,358万6,000円減の3億2,830万7,000円となっております。  8の投資及び出資金は、福岡導水のバイパス管整備事業により福岡地区水道企業団への出資金が490万円増の1,850万円となっております。  9の貸付金は、新型コロナウイルス感染症の影響により中小企業融資制度預託金を増額したことに伴い、6億3,573万6,000円となっております。  10の繰出金は、国保特会への繰出金が減となったことなどから、2億2,574万3,000円減の21億9,356万5,000円となっております。  11の普通建設事業費は、まどかぴあ施設整備事業、史跡買上事業が減となったことなどから、10億4,113万3,000円減の30億6,354万9,000円となっております。  以上、歳入歳出の主な概要についてご説明をさせていただきました。予算の内容の詳細につきましては、部ごとに所管課より説明させていただきますので、よろしくお願いします。以上でございます。 6: ◯委員長(関井利夫) 暫時休憩します。     (休憩 午前9時24分)     (再開 午前9時25分) 7: ◯委員長(関井利夫) 再開します。  ただいまの説明に対して質問等ございますでしょうか。 8: ◯委員(山上高昭) 非常に分かりやすい説明で、ありがとうございました。  予算の概要の4ページ、国有提供施設等所在市交付金、これはちなみにどこの施設になりますか。 9: ◯財政課長(原田知弘) 自衛隊でございます。筑紫南ヶ丘病院のところにある自動車教習所、それと、牛頸の龍華霊園の上にあります射撃練習場でございます。以上です。 10: ◯委員(山上高昭) 市内には財務省が持っている九大横の土地であるとか、旧郵政公社ですかね、アパートの跡地とかありますけれども、それからはこういったお金は出てこないんですか。 11: ◯財政課長(原田知弘) 財務省の官舎と、それと国ではなくて県でございますが、そちらのほうに県の官舎とかがございますが、そちらにつきましては固定資産税自体は非課税になってるんですけれども、代わりに国と県のほうから固定資産税に代わる分として市のほうに納付はあっております。ですから、この国有提供施設等所在市町村交付金には含んでおりません。以上です。 12: ◯委員(山上高昭) ちなみに、この自衛隊からもし固定資産税をもらえば幾らぐらいになるかというのは分かりますか。今分からなければ後でもいいです。 13: ◯財政課長(原田知弘) 交付金とほぼ同額になるんじゃなかろうかとは思います。固定資産税の評価額を基に算出する形になっております。以上でございます。 14: ◯委員(山上高昭) 先ほどありました財務省のアパートであるとか、県の官舎であるとか、その分は固定資産税と同額ぐらいが交付されてるんですか。 15: ◯財政課長(原田知弘) 固定資産税の評価額を基に、国と県のほうに資料を出しまして、それを基に計算されて入りますので、ほぼ同額だろうと思っておりますが、詳細については市税課のほうに後で確認させます。 16: ◯委員(山上高昭) ありがとうございます。 17: ◯委員長(関井利夫) ほかにありませんか。 18: ◯委員(井上正則) 予算概要説明の6ページの臨財債の関係ですが、今回、理論償還額という表現でされておりますよね。今までは100%次年度に交付税額に算入するという話で、なかなかそれはお金に色がついてないからどれくらい来てるか分からないという回答が大体多かったんですけどね。今回この理論償還額という表現がされてありますが、これはどういうことかご説明お願いします。 19: ◯財政課長(原田知弘) 交付税の計算上、国のほうがはっきり出してる言葉として理論償還額を、基準財政需要額、市の歳出のほうに繰り入れて計算しますよという言葉を使ってありますので、理論償還額という言葉を今回使っておりますけれども、今までずっと話しておりましたとおり一応後年度において交付税措置されるということは変わりませんし、この理論償還額が交付税の実際の基準財政需要額のほうに含まれてるのは、数字上ですが確認はしております。  ですから、たまたまと申しますか、今年度は国の申す理論償還額という言葉に合わせただけでございまして、今までどおり償還額と考えてもらって構わないと思います。以上です。 20: ◯委員(井上正則) これまでも、いわゆる臨財債に対しての100%返ってきてるこの数字の検証というのは今まで大体分からないとか言われるじゃないですか。しかし、現実問題どうですか。検証方法というのは何かしたことあるんですか。 21: ◯財政課長(原田知弘) 今、委員さんが話されましたとおり、確実に絶対返ってきているという数字の根拠は国は一切出しませんので、それは分かりません。ただ、我々のほうで地方交付税の計算をするときに、ほぼ計算どおりに、ほぼニアリーな数字で交付されてまいりますので、入ってるんだろうというふうに検証はしております。以上でございます。 22: ◯委員(井上正則) 入ってるであろうというのは、大体どのくらいの数字で算定されてるんですか。 23: ◯財政課長(原田知弘) すいません。今、手元にございませんので取ってこさせます。 24: ◯委員(井上正則) じゃあ、後で結構です。 25: ◯委員長(関井利夫) 後ほどお答えいただくことにして、ほかにありませんか。 26: ◯委員(関岡俊実) 今の臨財債の関係ですけれども、これは手続としては、国のほうから一定の限度額を示して、市のほうでそれをどこまで使うかというのは市のほうの主体による、そのように判断していいんですかね。 27: ◯財政課長(原田知弘) そうですね。そのとおりでございます。 28: ◯委員(関岡俊実) それで、令和2年度、今年度末で市債全体に係る臨財債の割合というのは何%ぐらいか分かりますか。額は結構です。大体どの程度になるかというのを。 29: ◯財政課長(原田知弘) 臨財債の割合でございますが、49.8%です。ああ、2年度末ですか。 30: ◯委員(関岡俊実) 2年度末で。 31: ◯財政課長(原田知弘) すいません、2年度末で46.9%、2年度末の市債総額が218億8,426万円の見込みでございます。そのうち臨財債が102億3,662万円、46.9%でございます。以上でございます。 32: ◯委員(関岡俊実) 全体の市債の割合の中で、もう半分近くになってるんですよね。ただ、それが将来的に交付税措置されるかどうか、検証が分からないという状況の中では、やはり制度そのものを戻していただくことが必要なんじゃないかと思うんですが、この辺りは全国市長会や何かの動きというのは何かあるんでしょうか。現行に戻してほしいという意見ですね。その辺りは入ってきてますか。 33: ◯財政課長(原田知弘) 今申されたとおりでございます。市のほうとしましても我々は、まず県の市長会を通しまして全国のほうに当然上げております。全国市長会のご意見の中でも、当然日本全国からこの臨財債の廃止につきましては上がっております。ただ、なかなか実現されないという形でございます。以上でございます。 34: ◯委員(関岡俊実) 分かりました。いいです。 35: ◯財政課長(原田知弘) 先ほどの井上委員からのご質問でございます。
     令和2年度におきまして、臨財債分の交付税算入額が11億7,686万4,000円、それで実際の元利償還額が11億4,868万7,000円でございましたので、交付税のほうが2,817万7,000円上回って交付されているような形にはなっております。以上でございます。 36: ◯委員長(関井利夫) ほかにありませんでしょうか。ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 37: ◯委員長(関井利夫) ないようですので質疑を終わります。  暫時休憩します。     (休憩 午前9時35分)     (再開 午前9時36分) 38: ◯委員長(関井利夫) それでは再開をいたします。  続いて企画政策部所管の審査を行います。 39: ◯企画政策部長(中村明彦) 企画政策部分でございます。企画政策部3課ございますので順次説明させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 40: ◯委員長(関井利夫) それでは審査に入ります。自治戦略課から始めます。 41: ◯自治戦略課長(橋本成宣) それでは、自治戦略課所管分につきましてご説明をいたします。  令和3年度当初予算の概要26ページをお願いいたします。  一番上の表、2款1項2目特別管理費です。予算額は408万円で、前年度と比較して27万6,000円の減額となっております。これは普通旅費などを減額したことによるものです。  次に、2款1項7目企画費です。予算額は4億7,492万3,000円で、前年度と比較して2億4,589万3,000円の増額となっております。これは、1項目めの総合計画管理費の公共サイン整備事業費や4項目めのふるさと納税推進事業費の増などによるものでございます。  続きまして、主なものについてご説明をいたします。  初めに、企画費の総合計画管理費でございます。予算額は8,435万6,000円で、前年度と比較して7,353万4,000円の増となっております。  まず企画業務事業は、昨年度まではまちづくり調査支援事業としておりまして、先進地視察に係る視察旅費などを計上しておりましたけれども、新型コロナウイルス感染症の流行状況等を鑑みまして、まちづくりの視察旅費を計上しないこととしております。そのため、事業名称を変更しまして、課の庶務業務に係る予算を計上しております。  次に、市イメージキャラクターまどかちゃんPR事業は、これまでまどかちゃんの運用は職員のほうで対応をしておりましたけれども、PRをさらに推進するための、まどかちゃん運用業務の委託料や、まどかちゃんの着ぐるみ制作の委託料などを計上しております。  次に、市制施行50周年記念事業ですが、具体的な事業につきましては、市、各コミュニティ、市民団体などで構成いたします実行委員会を組織させていただきまして検討することとしております。事業費は、実行委員会への補助金、市のマイクロバス、今、真っ白な状態でございますので、これのラッピング費用、また、周年記念事業の事務補助員の給料などを計上しております。  次に、公共サイン整備事業は、平成31年3月に策定をしました大野城市サイン基本計画などに基づき、市内に設置しております現行の公共サインの改修等を実施するものでございます。令和3年度は、北地区、中央地区における市境サイン、施設誘導サインの実施設計委託料及び南地区、東地区におけます市境サイン、施設誘導サインの整備工事費を計上しております。  次に、シティプロモーション推進事業は、令和2年3月に策定をしました大野城市シティプロモーションビジョンに基づき、アクションプランの策定を進める中で対象者の検討や多くの人に共感を与えますブランドメッセージを検討することとしております。事業費は、それらの調査やプランニングに係る委託料を計上しております。  続きまして、広域行政推進費です。予算額は10万9,000円で、前年度と比較して4,000円の減となっております。福岡都市圏広域行政推進協議会の負担金と会議出席に係る旅費を計上しております。  続きまして、行政改革推進費です。予算額は602万1,000円で、前年度と比較して8,000円の減となっております。第5期公共サービスDOCK事業委託料のほか、公共サービス改革委員会委員の報償費、費用弁償等を計上しております。  27ページをお願いいたします。  ふるさと納税推進事業費です。予算額は3億8,443万7,000円で、前年度と比較して1億7,237万1,000円の増となっております。ふるさと納税に伴います指定寄附金は6万5,800件分、6億5,800万円を歳入予算に計上しております。歳出予算は、6万5,800件の寄附に係る返礼業務の経費で、ふるさと納税推進業務委託料などを計上しております。  なお、委託料には寄附者への返礼品代、そして返礼品の配送料、またポータルサイト業者への事務取扱の委託料などが含まれております。  最後に、債務負担行為について説明いたします。すいません、予算委員会の説明資料のほうをお願いいたします。説明資料4ページをお願いいたします。  債務負担行為要求一覧表の1番、シティプロモーションアクションプラン策定支援業務に係る債務負担行為になります。期間は令和4年度、限度額は385万円です。計上理由は、シティプロモーションアクションプラン策定支援業務費については令和3年度予算にも計上しておるところでございますが、令和4年度内の策定時期に合わせて工期を確保する必要があることから債務負担を計上するものでございます。自治戦略課関係分の説明は以上でございます。 42: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑を受けます。質問ありませんか。 43: ◯委員(井福大昌) すいません。シティプロモーション推進事業についてお尋ねいたします。  今ご説明の中でブランドメッセージを発信したりしていくということで、委託料が発生するということですが、ブランドメッセージというものが一体何なのかというのと、この委託料というのは、コンサルというか広告代理みたいなことになるんでしょうか。ちょっとその辺の説明をお願いします。 44: ◯自治戦略課長(橋本成宣) まず、ブランドメッセージは、大野城市の特色を表すような言葉、そういうものを少し探していきたいというところで、予定をしております業者につきましては今委員がおっしゃいましたように、広告代理店でありますとかコンサル、そういうところにお願いするような形になるのかなと思っています。以上です。 45: ◯委員(井福大昌) ありがとうございます。 46: ◯委員(松崎百合子) 同じシティプロモーションアクションについてお尋ねです。  議案概要のほうで、ご説明にも将来的な定住促進につなげていくということで、今後まだ大野城市の人口を増やしていくというようなことで、どのくらいまで増やすとか、そういう計画はありますか。 47: ◯自治戦略課長(橋本成宣) シティプロモーションのビジョンのほうでも少し触れてはいるんですけれども、まずシティプロモーションでいきなり定住促進というのはかなり難しいというところで、まずは大野城市のファンを増やしていこうという形にしておりまして、まずはそこから進めていこうと思っております。具体的に人口を幾ら増やそうとか、そういう予定は今のところございません。以上です。 48: ◯委員(松崎百合子) かなり東のほうとか開発されて緑も少なくなってきてるところなので、このくらいの規模で、住んでる人たちにとって心地よいというか、そういう大野城の将来、その辺でファンを増やしていくということが必要じゃないかと思うんです。  それで、ビジョンの中でまとめのほうにも書かれていますけれども、大野城市に対して、ずっと住み続けたいというところが70%ぐらいあるんですけれども……、80%ぐらいありますかね。しかし、できれば住みたくないという人たちが5.2%、20人に1人ぐらいいます。もう一つの中では、ほかの人たちに大野城市に住むことを勧めたいというのが68.7%なんですけれども、あまり勧めたくないとか勧めたくないが23.1%で、四、五人に1人は勧めたくないというような現状ですね。  これに関して、なぜ勧めたくないのか、住み続けたくないのかというようなことは、ファンを増やしていく上で非常に大きな判断項目になると思うんですけれども、どのようにお考えでしょうか。 49: ◯自治戦略課長(橋本成宣) その調査結果はよく分かっておりまして、そこも踏まえまして、やはり大野城市を愛していただく、ファンを増やしていけるように中身を検討していきたいと思っております。以上です。 50: ◯委員(松崎百合子) やはり住み続けたい、ほかの人たちに住むのを勧めたいということは、やっぱり定住促進を図っていく上で大変重要なことだと思うんですね。それで、私がいろいろと市民の人たちに聞く中ではやはり、何回も言って申し訳ないんですけれども、中学校の給食問題がですね。大野城市に越してきて、そして中学校の給食がないっていうことで、やめればよかったと。どこでもあったのに、その前はということでですね。子育て世代の人たちに、ちっちゃい子の場合はすごく利便でいいんですけれども、やっぱり子どもが間もなく中学校に行くとか、中学生のお母さんたちとか、それが一番大きい、大野城市にがっくりきたということで聞くところなんですけれども。  そういうことで、やはり大野城市に住みたい、住み続けたいという、今住んでる人たちにとって何が大事かという点で、このシティプロモーションを考えていっていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 51: ◯自治戦略課長(橋本成宣) いろんな方面から大野城市を愛していただけるような形で検討していきたいと思っています。 52: ◯委員長(関井利夫) ほかありませんか。 53: ◯委員(福澤信光) 市政施行50周年記念事業の件でちょっと何点かお聞きしたいんですけれども、まずこのマイクロバスラッピングというのに180万円ほどかかってますが、これは1台に要する費用ですか。 54: ◯自治戦略課長(橋本成宣) はい。1台に要する費用です。 55: ◯委員(福澤信光) 1台で180万円というのは結構な金額かなと思われるんですけれども、今イメージされてる部分で説明できることがあれば教えてください。 56: ◯自治戦略課長(橋本成宣) 今、移動図書館の車があると思いますけれども、あれはフルラッピングしてあります。イメージはああいうイメージを考えてます。 57: ◯委員(福澤信光) それと、実行委員会補助金で350万円計上されてますけれども、この実行委員会の補助金350万円、仮に満額出したとして、どういったことを望んであるんですかね。 58: ◯自治戦略課長(橋本成宣) まず、準備段階等もありますので、横断幕とか懸垂幕、また、記念グッズ、そういうところの作成の費用をちょっと検討しております。 59: ◯委員(福澤信光) その中で、この実行委員会補助金とうたうぐらいなら、実行委員会の立ち上げが必要になってくると思うんですけれども、この実行委員会立ち上げに際して何人ぐらいを予定されてあるのか。 60: ◯自治戦略課長(橋本成宣) 今ちょっと方針を立ててるところでございまして、具体的な人数はまだ決まっていません。 61: ◯委員(福澤信光) 人数はまあいいとして、どういった方面の方々に、どのようにこの実行委員になってもらうという計画性はあるんですか。 62: ◯自治戦略課長(橋本成宣) 先ほども言いましたけれども、各コミュニティの関係の方、市民団体などで構成するというところです。40周年記念事業も行いましたので、そういったメンバーを参考にしながら検討していきたいと思っております。 63: ◯委員(福澤信光) ということは、いつも何かをするに当たって同じ顔ぶれの方が実行委員会に入ってくるというイメージでいいんですか。 64: ◯自治戦略課長(橋本成宣) メンバーも変わってあるかもしれませんので、そこら辺も勘案しながらちょっと検討していきたいと思います。 65: ◯委員(福澤信光) 端的に何が言いたいかと言いますと、やっぱりこれまで大野城市のためにいろいろと骨折ってくださった方々が、まだまだコミュニティで、地域で活動されていて、そういった方の意見というのは非常に重要だと思うんですけれども、この50周年を迎えるに当たって、市長は次の50周年を見越してあります。ということは、やっぱり新しい風というのが重要だと思うんです。ですので、そういった実行委員とかは、今後、今からいろんな方向で考えていかれるならば、今までの方、また、これからの方といういろんな方を組み合わせて、よりよいものをつくっていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 66: ◯自治戦略課長(橋本成宣) 幅広い方面でご参加いただけるような形でちょっと検討はしていきたいと思います。 67: ◯委員長(関井利夫) ほかありますでしょうか。 68: ◯委員(山上高昭) PRキャラクターのまどかちゃんですけれども、昨年は職員で運営するということで方針が出されていた分が、今年は業者に委託するということになっておりますが、その委託の内容、それから、着ぐるみが今年は随分金額が上がっていると思いますが、そこら辺の内容をもうちょっと詳しくお願いします。 69: ◯自治戦略課長(橋本成宣) まず、まどかちゃんですけれども、昨年まで職員で一生懸命頑張りたいというふうに言っておりまして、今、自治戦略課の政策推進担当係長以下3名で必死に頑張っているところなんですが、やはりまどかちゃんをリニューアルして、やっぱりいっぱい使っていただかないといけません。していただかないといけないんですけれども、その中で、どこで活躍してもらうか考えたときに、やっぱり子どもさんを対象にPRをしていきたいと考えております。そうすると、やっぱり出演回数を増やさないといけない。そうなるともう、ちょっと職員では間に合わないかなというところで、申し訳ございませんけれども、今回運営業務の委託料を計上させていただいております。中身は、やはり行事とかに出張出演をしていく、そういうところで考えております。  それと、衣装代につきましては、業者に委託をするときに着ぐるみをお渡しして運営をしていただかないといけませんので、その分の着ぐるみの作成委託料を計上させていただいています。以上です。 70: ◯委員(山上高昭) 今の点はありがとうございました。  昨年、九州大学との連携推進事業ですが、新規事業ということで始まりまして、令和3年もまたするということですが、2年の成果、それから3年の展望はありますか。 71: ◯自治戦略課長(橋本成宣) まず、2年でやろうとしてたのがクリスマスイルミネーションで、それを九州大学の大橋キャンパス、あそこが芸術系の分野ですので、あそこと共働でやろうとしておりましたけれども、ご存じのとおりコロナの関係で学校に行くのもままならないという状況でございましたので、2年度はちょっと中止をさせていただいております。令和3年度も、状況によりますけれども、クリスマスイルミネーションを共働実施する方向でやっていきたいなというふうに思っております。 72: ◯委員長(関井利夫) ほかありませんでしょうか。 73: ◯委員(井福大昌) 公共サービスDOCK事業と、ふるさと納税についてお尋ねいたします。  公共サービスDOCK事業ですが、これはたしか本格始動したのが平成15年からだったかなと記憶してるんですけれども、平成15年からということは、もう15年以上が経過していて、たしかDOCKという頭文字が、誰でも、オープンに、チェックできるという頭文字を取られてたと思うんですね。これ、その名のとおり改革委員会以外でも誰でもチェックをしていけるということで、15年たってみて、どうでしょう。実際に年間どれぐらいの方がチェックされているという、足跡の軌跡が残るものなのか。残るんであれば、どれぐらい年間チェックされているのか。  あと、ふるさと納税に関してですけれども、こちら、たしか、市内で生産されている品物がふるさと納税の対象になるということだったと思うんですが、例えば市内に本社があるとか、生産は他市だけれども市内に本社があったり、市内にそういう本社機能があったりとかする場合は対象じゃないと、そこの会社の品物は対象じゃないというふうに聞いておりまして、これって自治体ごとに決めれるものなのか、それとも国から統括されているものなのか、その辺りちょっと教えていただけたらなと思います。 74: ◯自治戦略課長(橋本成宣) まず、DOCK事業の参加状況でございますけれども、一応会議をいつしますとか、会議結果につきましてはホームページに載せておりますので、いつでも見ていただける、また、会議を傍聴していただける形は取っておりますけれども、すいません、参加者数はちょっと把握はしておりません。  それと、ふるさと納税につきましては、総務省が通知を出しておりますので、そちらのほうで基準に合ってるのかの判断はする、最終的にはそういう形になっております。以上です。 75: ◯委員(井福大昌) 分かりました。ありがとうございます。 76: ◯委員(原田真光) ふるさと納税に関してです。  大野城市への寄附金と市民から他自治体への寄附の差額はどれぐらいあるのか教えてください。 77: ◯自治戦略課長(橋本成宣) 年度は令和3年度予算ベースでよろしいでしょうか。まず市民税の控除額は現在1億7,500万円を見込んでおります。以上です。 78: ◯委員(原田真光) 昨年度の予算のときが、たしか200万円が最終黒字の見込みというお話でしたけれども、今年度に関してはどれぐらいを見込んでおるのでしょうか。 79: ◯自治戦略課長(橋本成宣) 2次補正もさせていただきまして、今、令和2年度が寄附額を5億5,000万円見込んでおります。そして、経費のほうが3億1,956万8,000円かかりますので、差引き2億3,043万2,000円になります。そこで、市民税の控除額が確定しまして、1億4,522万9,000円になっておりますので、差引き8,520万3,000円の黒字でございます。  3年度ベースでいきますと、寄附額が6億5,800万円、経費が3億8,443万7,000円、差引き2億7,356万3,000円になり、先ほど申しました市民税の控除額1億7,500万円を引きますと9,856万3,000円の黒字を見込んでおります。以上です。 80: ◯委員(原田真光) 予算のときよりもかなり額が増えておりますので、大野城市の返礼品であったりとか大野城市に対する期待というのがだんだん増えてるというのが実感として分かりました。  返礼品に関しまして、人気のものというのがあると思うんですけれども、もし分かるのでしたらトップスリーぐらいまでを教えていただきたいんですが。 81: ◯自治戦略課長(橋本成宣) トップスリーは全て明太子です。 82: ◯委員(原田真光) 令和3年度で新たな返礼品というものは検討されているのでしょうか。 83: ◯自治戦略課長(橋本成宣) やはり寄附が増えていく要因としては、新しい返礼品が増えたりと、返礼品が増えていくとやっぱり増えていきますので、令和3年度も新たな返礼品は考えていきたいというふうに思っております。 84: ◯委員(原田真光) もし今の時点で分かるのであれば、これというお勧めがありましたら教えてください。 85: ◯自治戦略課係長(田川勇気) 係長の田川といいます。令和3年度はまだ。いつものうちのほうは事業者様にいろんな品物をご提案いただきたいということで営業に回らせてもらってます。その中で今年度は80品ほど新規返礼品を導入させていただきまして、その中で寄附が上がったという実績がございます。その中で大当たりするものというのは一部あるんですけれども、事業者様が手を挙げていただいて、寄附も上がって、事業者様の売上も上がるといった形で営業に取り組んでいきたいと思っております。以上です。 86: ◯委員(原田真光) ふるさと納税に関しましては、制度に対して賛否両論あると思うんですけれども、ふるさと納税に対する本市の考え方と、国から制度に関しての変更であるとか、そういった動きがもしあるのであれば教えてください。 87: ◯自治戦略課長(橋本成宣) まずは、本市が返礼品つきのふるさと納税を検討し始めたのが、やはり市税の控除額が年々大きくなって、一般財源に少しマイナスが出るようになってきまして、やはりそこはちょっと補填しないといけないというところで始めた経緯もありますので、そこは何とかしていきたいと。だから、これでもうかろうというところではなくて、市税の控除額を補填できるような形でふるさと納税はやっていきたいというふうには考えております。ただ、力を抜くと、ふるさと納税の寄附額とかどんどん落ちていきますので、やはり今よりも推進させないと現状も維持できませんので、今のような取組は当然行っていきたいと思っております。  あと、ふるさと納税の動向ですけれども、国のほうではこの制度をやめるとか、そういうところは聞いたことはございませんので、まだ続くんではなかろうかと思っております。以上です。 88: ◯企画政策部長(中村明彦) 少し補足をさせていただきますと、もともとふるさと納税を国が始めたのは税のアンバランス、都市部と地方部のバランスを是正するという目的のやり方ということであれば、制度として不満がございます。そういうことで当初大野城市は、いわゆるふるさと納税取り合い合戦、これに少し否定的でございましたので取組の開始を少し遅らせましたけれども、先ほど課長が申しました市税の減収が看過できない状況になったので、やむを得ず参入しようと。その気持ちは今も変わりはございません。  ただ、一方で、先ほどの返礼品の関係で多くの企業の方がご協力をいただいてるという部分では、商工業の振興という面では一定の一つのツールとして使っていただいておるのかなと。そういう面では効果がございますので、その面については力を入れていきたいというふうには思っております。 89: ◯委員(山上高昭) すいません、今のにちょっと関連してですけれども、市民税の控除額は、大体7割程度交付税措置されるという制度があったんじゃないかと思うんですけれども、黒字になった場合は減るとかいうことはあるんですか。 90: ◯自治戦略課長(橋本成宣) 減収分に対する75%ですので、黒字になっても変わりはございません。 91: ◯委員(山上高昭) ということは、減収になったときのみ増えて、増えたからといって交付税を減らされるということはないという考え方でいいんですよね。 92: ◯自治戦略課長(橋本成宣) はい、そういうことです。 93: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか。ほかありませんでしょうか。 94: ◯委員(井上正則) フルコスト診断の件で伺いたいんですけれども、DOCK事業の関係でフルコストをずっとやってきてあるんでしょうが、以前、七百三、四十万円ぐらいがどんどんどんどん落ちてきとるわけですね。今の600万台ぐらいですけどね。これはフルコスト診断の見直しか何か、内容の見直しをされてこういうふうに落ちてきてるんですかね。どうなんですか。 95: ◯自治戦略課長(橋本成宣) 今回の第5期のDOCK事業ですけれども、令和元年度から始めました。それまではフルコスト診断でありますとか初期診断、いわゆる実施計画、政策的な事業を事前受注にする事務事業の診断を中心にやってきてたんですけれども、やはり個別に一事業ずつ見ていくと事業ありきで、費用がどうかとかそういう話になりますので、第5期からは総合計画、都市将来像にいくような事業を、各担当で都市将来像の実現に向けてどのような事業をしていくかというところで、ある程度大きなくくり、担当ごとの業務の内容で行政評価をしようというところで、施策マネジメントというところに変えております。  施策のためには、大体担当レベルの中の業務を全部見て、その課の目的だとか、そういうところにきちんとマッチしてるかどうか、貢献度とか優先度とかを見ながら経営資源の配分をやっていこうという施策マネジメントに令和元年度から変更しております。そこら辺ちょっと制度が変わっております。 96: ◯委員(井上正則) であれば、この診断士というのは外部に委託しておりましたよね、当然ですね。その方たちからの、今までは各課の事業別の診断であったのが、これからの将来像に関しての診断に切り替わっていくわけでしょうけれども、そのときの診断の基準というのはどうなんですか。今までより項目数が少なくなったとか、そういうことになるわけですか、この費用が減ってきたというのは。
    97: ◯自治戦略課長(橋本成宣) 費用が減った分は入札等で減った部分もあります。項目数が減ったからというところよりも、そちらの部分のほうが大きいかなとは思います。  今回やってる診断のほうは、やっぱり総合計画の進捗管理とかも鑑みましてやってるところでございまして、大体課が一つ1ページありまして、担当ごとに小施策を切ってます。この小施策ごとに診断していこうというところです。ここに各担当の目指す業務の方向性とかがありますので、ここにマッチしてるかどうか、そういう形で今、診断をしてもらってる状況です。 98: ◯委員(中村真一) 26ページの公共サイン整備事業ですけれども、市内全域が全部終わるのはいつの予定ですか。 99: ◯自治戦略課長(橋本成宣) 全部終わるのは令和4年度を予定しております。以上です。 100: ◯委員(中村真一) この実施設計委託料です。北と中央ということで今説明したと思うんですけれども、また、南と東地区と別にこの北と中央地区だけもう一回入札か何かされるんですか。 101: ◯自治戦略課長(橋本成宣) まず令和2年度につきましては南と東だけ実施設計をしてますので、まだ北と中央はやってない状況でございます。ですので、令和3年度にやるという形です。 102: ◯委員(中村真一) これ、どうして2回に分けられるんですか。大野城市全部のことだったら全市内一緒にすることはできなかったんですか。 103: ◯自治戦略課長(橋本成宣) 費用の負担をちょっと考えまして、少し年度をばらけさせたというところでございます。 104: ◯委員(中村真一) 一緒にされたほうが金額的には下がるような気はするんですけれども、その辺は、予算の取り方というか、そういうことで分けられてるんですか。 105: ◯自治戦略課長(橋本成宣) 全部一遍にしますと総額的にはかなりかかってきますので、少し押しなべさせていただいたということです。 106: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか。 107: ◯委員(中村真一) はい。 108: ◯委員長(関井利夫) ほかありますでしょうか。 109: ◯委員(福澤信光) ちょっと今のに関連して、昨年が南地区で32か所とか、東が24か所とか、いろいろベースがあってされたみたいで、今回は北と中央地区のまず実施設計をしていくと。その下に5,600万円かかったと、この工事費がありますよね。この工事費というのは結局、北、中央ではなくて、昨年、令和2年度にやった南と東に対する工事ですか。 110: ◯自治戦略課長(橋本成宣) はい、そのとおりです。 111: ◯委員(福澤信光) それは結局、統計的に何か所ぐらいになるんですか。何か所というか、どのぐらいの規模なのか。 112: ◯自治戦略課長(橋本成宣) まず、今回整備するのが市境のサイン、それと施設の誘導サインになりまして、二つ合わせまして、まず東地区につきましては37か所、南地区に関しましては33か所の工事を行う予定としております。以上です。 113: ◯委員長(関井利夫) ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 114: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、自治戦略課所管分の質疑は終わります。  次に、情報広報課。 115: ◯情報広報課長(原 勇作) それでは、情報広報課所管分についてご説明いたします。  当初予算の概要の27ページをお願いいたします。  2番目の表、2款1項3目情報広報費です。予算額6,850万8,000円、前年度と比較して200万円の増となっております。これは、3項目の情報広開費及び4項目のコールセンター運営費の増によるものでございます。  主なものについて順にご説明いたします。  初めに、広報「大野城」作成配布費です。予算額は3,346万9,000円で、前年度と比較して98万5,000円の減となっております。こちらは、広報の印刷業務におきまして、発行する広報紙のページ数を見直すことによりまして減額となったものでございます。  次の情報収集発信費は、予算額は299万4,000円で、前年度と比較して46万円の増です。ホームページの運営及び職員の情報収集に要する費用を計上させていただいています。  次の情報公開費は、予算額609万9,000円で、前年度比は44万1,000円の増でございます。こちらは、政治倫理審査会や情報公開審査会などの開催と、各制度を運営するための費用及び行政資料室の運営に要する費用を計上しております。また、こちらのほうで会計年度職員等の費用を計上いたしております。  続きまして、次のコールセンター運営費は、予算額は2,594万6,000円で、前年度比は252万8,000円の増でございます。本市のコールセンター運営に要する費用を計上いたしております。増の主な要因は、コールセンターの運営委託料において人件費が高騰したことにより増となったものでございます。  続きまして、次の表、2款1項9目情報化推進費は、予算額7億6,193万円で、前年度と比較して4億965万3,000円の増となっております。これは、OA推進費の基幹システム運用事業の増などによるものでございます。  主なものについて、順にご説明いたします。1枚めくっていただいて28ページをお願いいたします。  表の中ほどになります。下から6番目の丸、基幹システム運用事業でございます。窓口業務などで使用しております住民情報、税、福祉などの基幹システムにおける保守料と使用料などを計上いたしております。現在進めております基幹システムの更新におきまして、システムの導入費などの委託料により増となっております。  二つ飛びまして、下から3番目の丸、証明書簡易申請システム運用事業でございます。こちらは、新たに構築する基幹システムとデータの連携を行う必要があることから、システム改修費が増となっております。  29ページをお願いいたします。  上から四つ目になります。一つ目のマル新と書いているものになりますが、職員インターネット更新事業、こちらは、平成26年度に導入し、高いセキュリティを保ちながら職員の事務用パソコンからインターネットを閲覧できる仕組みを構築しているものです。令和元年度、令和2年度とサーバ機器の延長保証を行っておりましたが、これ以上延長保証ができないことから令和3年度にサーバ機器を更新するものでございます。  次に、二つ目のマル新、AI・RPA導入事業です。これは、大量のデータをシステムへ転記するなどの定型的な業務や作業量の多い業務などについて効率化を図るなど、業務改善に有効なツールである人工知能AIやデータ転記など自動化する専用ソフトRPAを導入、運用をするための委託料となっております。  続きまして、債務負担行為の説明を行います。予算委員会説明資料の4ページをお願いいたします。  2番の職員用インターネット接続機器更新業務は、先ほど当初予算の新規事業でご説明したものでございます。令和8年までの新たな賃貸借契約を行うため債務負担をお願いするものです。  3番のコールセンター運用業務は、現在の契約が令和3年9月で満了することから、令和5年までの2年間の債務負担をお願いするものです。  申し訳ございません。一つ訂正がございます。  予算の27ページをお願いいたします。情報公開費の前年度比でございますが、差引きをちょっと誤って申し上げました。誤りは、44万1,000円増と申し上げましたが、正しい値は41万1,000円の増ということでございます。大変失礼いたしました。説明は以上でございます。 116: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。 117: ◯委員(中村真一) 27ページのコールセンター運営費ですけれども、これは今回のワクチンの対策室のコールセンターの分は入っておるんですか。 118: ◯情報広報課長(原 勇作) こちらにはワクチンの分は入っておりません。以上です。 119: ◯委員(中村真一) 逆にどちらに入ってるんですか。 120: ◯情報広報課長(原 勇作) 私のほうの所管ではなくて、長寿社会部のワクチン対策室のほうで予算化されているものとなります。以上です。 121: ◯委員(中村真一) 債務負担行為のコールセンター運営業務というのはまた別のことなんですか。 122: ◯情報広報課長(原 勇作) 情報広報課のほうで所管しておりますコールセンターに関しては、市の代表電話に対してお電話をいただきまして、それにお答えするようなセンターでございます。つまり、市の業務に対して全てコールセンターで受けて、それでお答えできるものはお答えする、あと関係課に引き継ぐときは引き継ぐということで、本庁の5階で運営しているものでございます。 123: ◯委員(中村真一) 今ご説明があった分が27ページの分なんでしょう。 124: ◯情報広報課長(原 勇作) そのとおりでございます。 125: ◯委員(中村真一) 債務負担行為の分はまた別の業務になるんですか。 126: ◯情報広報課長(原 勇作) 債務負担のほうは今説明させていただきました業務に対して契約が切れることから、満了することから、また新たに契約をするということで債務負担をさせていただいております。以上です。 127: ◯委員(山上高昭) 今の、もう一回説明してほしいんですけれども、コールセンターの委託契約期間がいつで、いつで切れて、どういう契約になってるかというのは分かりますか。 128: ◯情報広報課長(原 勇作) 現契約が令和3年の9月で満了いたします。次の契約が令和3年10月から令和5年9月30日までとしております。以上でございます。 129: ◯委員(神田徳良) 27ページの情報広報課の目の数値ですけれども、受電件数に占める回答率という、この回答率というのはどういう回答なんでしょうか。 130: ◯情報広報課長(原 勇作) コールセンターの回答率に関してのご質問です。受電件数というのは、コールセンターのほうに電話がかかってきて、コールセンターでワンストップで終わるところで、1回で、コールセンターで完結した割合とさせていただいております。以上でございます。 131: ◯委員(神田徳良) そしたら完結できないものに対してはどういうふうな対処になるわけですか。 132: ◯情報広報課長(原 勇作) 完結できないものはどういう対処かということですけれども、コールセンターで電話を受けまして、そこで解決しなかったものは実際、より詳しい内容になってくるんですが、そういうものは関係所管課のほうにお電話を回していく、そこの関係課のほうでお答えいただいて、最終的にはそれをFAQに上げるかどうかというところで、私どもを介して関係課と協議をして、またコールセンターのほうの情報に上げているようなスタイルで対応しております。以上でございます。 133: ◯委員(井福大昌) すいません、29ページのマル新のAI・RPA導入事業ですが、これは概要説明の中で、「職員が日常行っている単純かつ定型的な事務をシステム化することにより」というふうに書いてありますが、これは例えばどんな事務になるのか例を挙げていただきたいというのと、それと、447万円のうち、これはシステムを自動化すると書いてあるので、447万円のほとんどがソフト面になるのかと思うんですが、これはハード面は一切ないということですか。その2点お伺いいたします。 134: ◯情報広報課長(原 勇作) まず導入を検討している業務というところでございますけれども、AI・RPAというふうにちょっとお伝えしましたが、今のところ令和3年度で導入をしようと思っているのはAI-OCR、人工知能を活用した紙データの読み取りということになりまして、こちらのほうは2業務を予定しております。こちらのほうは児童手当であるとか児童扶養手当のほうの事務で活用させていただきたいと。あとは保育所の入所調整というところで活用を検証させていただきたいと考えております。  次にRPAですね。自動化するというところでございますが、こちらのほうは6業務ほど考えております。これの主なものを言いますと、ふるさと納税の連携ということで、今もそうなんですけれども、ふるさと納税の事務をするときにRPAを活用して事務量を軽減するというところをやっておりますのと、還付とか口座の振替とか、その辺の部分もRPA化していきたいというふうに考えております。  あとはこの予算、費用がソフトなのかハードなのかというところでございますけれども、基本的にはハード面はございません。パソコンにソフトを入れて運用していくというものになっております。  こちらの主な内容でございますが、今回RPAとかAIとかを導入するに当たって、それを活用するためのある程度の操作の方法であるとか、職員の研修であるとか、そういうのを事業者のほうにお願いして、ちょっとそこを含めて。シナリオというのを作っていくんですけれども、RPA側でやる業務に関して、どういう業務をこんなふうにすればいいよというのを記載してあげることで、業務の実際の処理をできるという感じになっていきます。その組立てがちょっと難しいというか、分かりづらいものもございますので、そこはちょっと事業者さんの力を借りて、それで庁内で今後運営していけるようにということで、そこの委託料でございます。以上でございます。 135: ◯委員(井福大昌) ありがとうございました。もう一つのマル新、職員用インターネット更新事業ですけれども、先ほどかなりセキュリティの高いものだということでおっしゃられてましたが、デジタル庁が先ほど、ファーウェイなどの海外製のインフラ回線のほうを使用するんじゃないかといううわさ話が流れて、すごいちまたで話題が沸騰して、いろんなうわさ話が流れたんですけれども、これはもちろん国内のものであると見ていいですか。 136: ◯情報広報課長(原 勇作) こちらのほうの仕組みは国内のものというか、インフラは国内のものを活用します。以上でございます。 137: ◯委員長(関井利夫) ほかありますでしょうか。 138: ◯委員(井上正則) 27ページの、先ほどの情報広報の目の数値目標の件ですけれども、回答率の割合が59%ということで目標を掲げておりますが、これは、いわゆる完結していくのが一つの評価になっていくということですか、コールセンターの運営としては。 139: ◯情報広報課長(原 勇作) 今委員がおっしゃったように、完結していくところが評価というところで言うと、そのとおりでございます。こちらのほう契約の中でSLAというのを取っております。サービスレベルを測る指標を取ってるんですけれども、その中の一つの指標でもございます。以上でございます。 140: ◯委員(井上正則) これは令和元年度58.6%、令和2年度が56.4%とこういう形で2年度のほうが2%ぐらい落ちておるんですけれども、ただそれだけ内容から見れば複雑な内容であろうということで課に回したということで、どういうふうな見方になるんですか、これは。 141: ◯情報広報課長(原 勇作) こちらのコールセンターでの回答の仕方ですけれども、FAQ、よくある問合せを取りまとめた情報というのを作っておりまして、それをシステムで見れるようにしております。それを基にコールセンターのほうでは回答していただくようにしております。つまり、あまり詳しい話になってくるとコールセンターではちょっと答えづらいところが出てきますので、そのFAQのシステム書に載っかっていないような問合せに関しては各課のほうにつないでいくというようなことで運営をしているところであります。以上でございます。 142: ◯委員(井上正則) であれば、こういう一つの評価基準であれば、そのパーセンテージを高く追求していこうというのが一つの目安になるんでしょうけれども、この回答率59%、これはどこまで追求していくのが妥当と思われますか。 143: ◯情報広報課長(原 勇作) 回答率が高いほどコールセンターで完結する割合が高くなるので、お客様サービスとしては妥当かなというふうに思いますけれども、実際この回答がやはり複雑なものになってくると、恐らくそんなに伸びないだろうと思っております。実際運用していく中で結構、今の59%というのはかなりいいほうでございますので、これが伸びても、まあもう少しかなとは思っておるところでございます。以上です。 144: ◯委員長(関井利夫) ほかありませんか。 145: ◯委員(原田真光) 新規事業のAI・PRA導入事業に関しまして、RPAは恐らく独自でソフトなり組んで行うと思うんですけれども、今回の447万円というのはイニシャルコストだと思いますが、ランニングコストというのは発生してくるんでしょうか。 146: ◯情報広報課長(原 勇作) 今回RPAに関しては、委員がおっしゃるようにソフトウェアになってきます。独自である程度の業務をつくっていくというものになっておりますので、基本的にソフトウェアを入れるということで、まず1年分のライセンスの使用料が含まれております。今後の運用費に関しては、次年度以降予算化していくようなものになっております。以上でございます。 147: ◯委員(原田真光) 現時点でのランニングコストの額はまだ分からないということでしょうか。 148: ◯情報広報課長(原 勇作) 実際に使うソフトが決まっておりませんので、まだはっきりしたものは不明でございます。以上でございます。 149: ◯委員長(関井利夫) ほかありますでしょうか。                  〔「なし」の声あり〕 150: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、情報広報課の質疑を終わります。  次に、人権男女共同参画課お願いします。 151: ◯人権男女共同参画課長(山下由紀子) それでは、人権男女共同参画課所管分の事業についてご説明いたします。当初予算の概要の29ページをお願いいたします。  3款1項3目社会厚生費からご説明いたします。予算額は615万5,000円で、前年度比132万4,000円の減額となっております。  各事業につきまして、主なものをご説明いたします。  まず、人権・同和対策費です。予算額は510万3,000円で、前年度比は126万7,000円の減額となっております。この事業では、人権・同和研修会に参加するための旅費や負担金、人権・同和団体への補助金などを計上しております。前年度当初予算と比較して減額となった主な理由は、人権週間事業が60万2,000円の減、人権政策審議会運営事業が38万9,000円の減となったことによるものでございます。  次に、人権擁護関係費です。予算額は70万5,000円で、前年度比は3万9,000円の減額となっております。主な事業としましては、人権擁護委員の活動支援事業、人権を学ぶ講座の運営事業となっており、おおむね前年度と同規模の予算となっております。  次に、社明運動推進費です。予算額は34万7,000円で、前年度比は1万8,000円の減額となっております。この事業では、社会を明るくする運動の啓発や保護司会の活動支援のための予算として、おおむね前年度と同規模の予算を計上いたしております。  続きまして、30ページをお願いいたします。  3款1項4目男女共同参画政策費についてご説明いたします。予算額は1,130万3,000円で、前年度比は102万3,000円の増額となっております。  主な事業としましては、ちくし女性ホットライン運営事業、まどかぴあ管理運営事業のうち男女平等推進センターの指定管理者交付金のほか、令和3年度よりDV等被害者支援相談員として会計年度任用職員を任用することといたしております。  前年度当初予算との比較では、令和3年度からの指定管理者を指定するに当たり、男女平等推進センターと事業の見直しの協議を行い、事業費を精査したことによる減額分と会計年度任用職員の任用に伴う増額分があり、その結果として102万3,000円の増となったものでございます。  最後に、10款4項3目社会人権・同和教育費についてご説明いたします。予算額は222万4,000円です。前年度比は123万8,000円の減額となっております。  主な事業は、人権・同和問題啓発事業で、毎年7月に実施しております同和問題啓発強調月間に開催いたします街頭啓発やコミュニティ別の研修会、人権啓発冊子の印刷を行います。前年度の当初予算との比較では、人権啓発冊子の印刷費が80万7,000円の減となったことなどによりまして、123万8,000円の減額となっております。ご説明は以上でございます。 152: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。 153: ◯委員(松崎百合子) 今日は国際女性デーで世界全体でジェンダー平等に向けていろいろな取組をされているところです。  それで、今回のこの人権男女共同参画課の事業の中で、第4次大野城男女共同参画基本計画が3年目を迎えて、来年度調査をされて、そして第5次計画を策定されるということで調査費など上がっておりますけれども、一応第4次基本計画ができまして、課として成果と課題とかはどのように捉えてらっしゃいますか。 154: ◯人権男女共同参画課長(山下由紀子) 第4次男女共同参画基本計画につきましては、毎年進捗管理ということで実績を確認いたしております。その中で主なものですけれども、よくなったところといたしましては、達成済みの分といたしまして女性の審議会に占めます割合ですね。こちらが42.8%ということで既に目標をクリアしているところでございます。  あと、達成見込みとして考えておりますものの一例を挙げますと、男女平等推進センター、アスカーラの参加者を2万4,000人と計画の最終年度では目標にいたしておりますけれども、こちらが令和元年度で2万2,800人ということで95%の達成率まで今来ているところでございます。  あと、未達成といいましょうか、遅れ気味な部分といたしまして、市の男性職員の育休取得の割合と、まどかぴあ、アスカーラの男性の事業参加者、こちらのほうがまだ未達成となっておりますので、残り2年度ございますが、その間にしっかりそこに力を入れていきたいと考えております。以上です。 155: ◯委員(松崎百合子) 今年は2020年度で202030ということで、主導的な地位に30%は女性を登用するというように目標を掲げてきたところだったんですけれども、これについては本市はどうでしょうか。審議会のほうは達成しているところと思いますが。
    156: ◯人権男女共同参画課長(山下由紀子) 202030、この数値目標につきましては、あらゆる分野で女性が主導的立場というところにしておりますけれども、まだ達成できていない、今回ちょっと一般質問等でもいただいておりますけれども、市の職員の管理職の部分であったりとか、まだまだ取り組むべき課題はあろうかと思いますけれども、当課として特に審議会と大きな市の計画である政策を決定する場面での女性の達成率のさらなる向上を今後も目指していきたいと考えております。 157: ◯委員(松崎百合子) なかなかちょっと絶望的な数字で、いつも焦りと怒りを感じるところなんですけれども、今回、来年度調査をされて第5次を策定されるということで、特に第4次を踏まえて力を入れて調査したいとか、そういうのがありますか。 158: ◯人権男女共同参画課長(山下由紀子) 第5次の計画に向けた市民意識調査につきましては、これから項目を精査していくところではございますけれども、1点例を挙げさせていただきますと、2018年に政治分野における女性の男女共同参画を推進するための法律ができております。それを踏まえまして、国、県、近隣自治体でも政治分野に関する意識調査の項目が加えられているところでございます。それを踏まえまして大野城市でも、その項目の追加を検討したいと考えております。以上です。 159: ◯委員(松崎百合子) あと1点なんですが、男女共同参画条例の目的が、性別にかかわらず個性と能力を発揮される社会づくりということですね。それで、いろいろな分野で男女別の慣習があるところなんですけれども、一般質問のほうでも多数の議員が、制服の男女別について是正してもらいたいということを上げていますが、人権男女共同参画課のほうではこの問題について、積極的に取り組んで是正していかれるように、どのようにお考えでしょうか。 160: ◯人権男女共同参画課長(山下由紀子) 制服の問題についてですけれども、ジェンダーという視点から制服を考える部分と、もう一点、性的少数者の人権配慮という点から、人権男女共同参画課といたしましても、教育委員会と協議、意見交換は行っているところでございます。今後、具体的なお話が進むことがあった場合につきましても随時、意見交換、情報共有等はさせていただきたいと思っております。 161: ◯委員(松崎百合子) 今後機会があればということですけれども、積極的に人権男女共同参画課から働きかけるようなところはできないところなんでしょうか。 162: ◯人権男女共同参画課長(山下由紀子) 制服の検討につきましては、教育委員会のほうでしっかりと、地域の方とか学識経験者等も入れた会議の中で進められていくのではないかと考えておりますので、人権男女共同参画課として、近隣の状況であったり、このような問題が発生しているといった情報提供、それから意見交換をきちんと行っていきたいと考えております。 163: ◯委員(松崎百合子) ジェンダー平等、2030年には完全な平等をSDGsのほうでは世界的に目指しておりますので、今後も頑張っていただきたいと思います。 164: ◯委員(福澤信光) ちょっと1点だけお聞きします。令和2年度当初予算で、生き生きと輝く女性応援事業というのが53万円あったんですけれども、令和2年の新規事業で、今回はそういった項目が上がってないんですけれども、そういったことをしないんですか。 165: ◯人権男女共同参画課長(山下由紀子) 今お尋ねいただきました事業につきましては、令和3年度からの指定管理者交付金事業、アスカーラで行う事業の中に組み込まれているという形での予算化ということでございます。以上です。 166: ◯委員(井上正則) DVの相談件数で昨年の件数を教えていただけませんか。 167: ◯人権男女共同参画課長(山下由紀子) 昨年度のDVの件数についてご報告をさせていただきたいと思います。  市のほうでDV相談があった場合ですけれども、相談内容ということで登録をさせていただくことといたしております。その人数といたしまして、221名分の相談台帳、これは病院で言いますとカルテのようなものなんですが、それがあっております。実際に相談に対応した件数といたしましては176件でございました。 168: ◯委員(井上正則) これは昨年、一昨年ぐらいから増えてるとは思うんですけど、これに対する一つの手として、こういうふうに相談支援員も増えていってるということなんでしょうか。 169: ◯人権男女共同参画課長(山下由紀子) 市に相談に来られたDVの件数につきまして、これまで市の一般事務職員が対応させていただいておりますけれども、なかなか相談の内容がかなり複雑化、多様化してくるところもありますので、専門の相談員を置くことで、よりきめ細やかな対応が必要という状況になってきておりますので、そちらへの対応ということでございます。 170: ◯委員(井上正則) この相談員から、今度は弁護士とかいろんな関係方面へという一つの道筋をつけてくれるということなんですか。 171: ◯人権男女共同参画課長(山下由紀子) はい、そのようなケースもございます。また、市の制度として活用いただくような、例えば住民票をほかの一般の方から交付や閲覧を制限するような制度を使いたいとか、住民票を置いたままですけれども大野城市に避難してきて大野城市の市民の方と同様の行政制度、サービスを活用したいとか、そういった提供のご説明などもさせていただく予定でございます。 172: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますか。 173: ◯委員(原田真光) すいません、確認ですけれども、昨年度の予算書にありましたコミュニティ別男女共同参画講座運営事業に関しましては課が変わったということでしょうか。 174: ◯人権男女共同参画課長(山下由紀子) こちらの事業につきましても男女平等推進センターアスカーラへの指定管理者交付金、こちらの中に組み込まれていたということでございます。 175: ◯委員(原田真光) 今年度に関しまして、たしかJR九州の初めての女性駅長であったりとか、あと、私が興味がありましたのが歌う防災士であったりとか、そういったなかなか面白そうだなという講座が幾つかありました。ちょっと日程の都合上残念ながら参加できなかったんですけれども、こういったことに関しての広報はどういった方法で行っているのでしょうか。 176: ◯人権男女共同参画課長(山下由紀子) 広報の方法ですかね。主には市のホームページであったり広報であったり、それから男女平等推進センターアスカーラにお越しになる方にチラシ等の配布であったりという形で、広くお知らせをさせていただいたところでございます。 177: ◯委員(原田真光) 大野城市の広報に、こちらの講座の記載というのはあるのでしょうか。 178: ◯人権男女共同参画課長(山下由紀子) はい。こちらにつきましては広報でお知らせをさせていただいております。 179: ◯委員(原田真光) 東コミュニティセンターで行われました、たしかDVに関する講座を受けましたけれども、やはり割合として女性の参加者が多くて、男性がちょっと少なく感じました。男性側がしっかりと理解をすることというのが大切だと思いますので、男性側が参加するための方策であったりとか、どういったことを考えてるのでしょうか。 180: ◯人権男女共同参画課長(山下由紀子) 委員がおっしゃったとおり、このような男女共同参画講座には男性も女性も参加していただきたいというのが切なる思いでございます。なので、男性の方にも参加しやすいような方策につきましては、アスカーラと協議しながら、以前プランに出ましたのが、スポーツクラブ、男性が多く利用がありますので、そういったところへのチラシの配布等をちょっと今後検討してきたいと考えております。 181: ◯委員長(関井利夫) それでは、人権男女共同参画課の質疑を終わります。  ここで企画政策部所管分で質疑漏れはありませんでしょうか。 182: ◯委員(井福大昌) 先ほど中村部長のご回答の中で、地場企業の振興の観点からのふるさと納税のお話をされたんですが、実は本市にもアマゾンとか楽天で売上ランキングベストに入っているような会社さんがあるんですね。ネットショッピングオンリーでやられてる会社なんですけれども。残念ながら、本社事務所は大野城市ですが、実は工場が市外にあるもんですから、そういった対象にはならないと思うんですけれども、今後、そういう対象のアンテナの張り方として、そういったネットショッピングというのは重要になってくるんじゃないかなと思うんですが、そういうのは既に、アンテナは張られてるのかなと思いまして、ちょっとお尋ねなんですが。 183: ◯自治戦略課係長(田川勇気) アンテナの張り方ですけれども、やはりネットショッピング、今言われましたようなECサイトで売上が上がってる市内の事業者さんというのは常々把握するように心がけております。そして、そこの事業者さんには、できるだけこちらのほうからアポを取らせていただいています。ただし、ふるさと納税という制度の中で出していただけるところ、いただけないところというのがございますので。そういったアンテナについては常に張らせてもらってますけれども、もしご紹介いただけるところがございましたら、ぜひご紹介いただきたいなと思っております。以上です。 184: ◯委員長(関井利夫) ほかありませんでしょうか。                  〔「なし」の声あり〕 185: ◯委員長(関井利夫) 質疑漏れはないようですので、企画政策部所管の質疑を終わります。  暫時休憩します。お手洗い休憩を含め11時5分再開をさせていただきます。11時5分です。     (休憩 午前10時57分)     (再開 午前11時04分) 186: ◯委員長(関井利夫) それでは、少し早いですが再開をさせていただきます。再開をします。  これより総務部所管分の審査を行います。 187: ◯総務部長(船越康二) 総務部でございます。総務部は、従来の5課に加えまして、本年度は給付金対策室を含めて六つの部署でございます。ご審議どうぞよろしくお願いいたします。 188: ◯総務課長(本多明仁) それでは、総務課のほうからご説明をさせていただきます。  まずは、職員給与費につきまして、全体の概要をご説明したいと思いますので、予算委員会説明資料をお願いいたします。予算委員会説明資料の7ページでございます。  令和3年度の当初予算におけます職員給与費につきましては、一般会計で一般職等35億3,325万1,000円、会計年度任用職員12億9,554万6,000円、合わせまして48億2,879万7,000円でございます。それから、一番下合計の欄でございますが、各特別会計、企業会計を合わせました合計は、合わせまして54億1,652万2,000円で、令和2年度の当初予算と比較いたしまして、1億3,556万円の増となっております。  表の上のところに、前年度から主な増額要因を記載いたしております。会計年度任用職員の任用予定人数の増、また昇給昇格によるもの、会計年度任用職員の期末手当が増額となることによるものでございます。  会計年度任用職員につきましては、今年度が制度開始1年目でございました。令和3年度は任用2年目となりますことから、職歴が加算されまして昇給となるケースがございます。また、勤務期間が長くなることに伴いまして、6月の期末手当が満額支給となるために増額となっているところでございます。職員給与費につきましては以上でございます。  続きまして、総務課所管分についてご説明さしあげます。当初予算主要施策事業の31ページをお願いいたします。  2款1項1目一般管理費は、予算額15億5,276万8,000円、前年度比で2,328万1,000円の増でございます。  それでは、各事業につきまして、主なものをご説明いたします。  まず、人事管理費では2億4,628万9,000円で、前年度比3,170万3,000円の増となっております。そのうち、一つ目の丸で人事事務事業では、職員が病休や産休を取得する際などに任用いたします会計年度任用職員等の報酬・給料等を計上いたしておりまして、これが858万1,000円の増となっております。また、会計年度任用職員の社会保険料を一括して計上しておりまして、会計年度任用職員が任用2年目から共済組合へ移行することなどから、社会保険料全体では前年度比で2,872万4,000円の増となっております。次の丸の職員採用事務事業では、職員採用試験の実施に必要な委託料、負担金等といたしまして、657万4,000円を計上いたしております。  続きまして、職員福利厚生費でございます。予算額は1,009万2,000円、前年度比で3万2,000円の減となっております。ここでは、職員の福利厚生に要する費用、主に職員互助会への負担金を計上いたしております。  次の職員衛生管理費でございます。予算額は921万円で、前年度比23万6,000円の増となっております。職員の労働安全衛生に関する費用といたしまして、産業医の報酬、健康診断の費用、また職員援助プログラム、EAPといいますが、これの委託料等を計上いたしております。  次の職員研修費でございます。予算額は321万6,000円、前年度比で105万4,000円の減となっております。減の理由といたしまして、新型コロナウイルスの影響、また施設改修がございます関係で、福岡県市町村職員研修所の研修が、宿泊から、通いでございます通所となることなどによる減でございます。  32ページをお願いいたします。  職員給与費は12億4,784万7,000円で、前年度比765万5,000円の減となっております。総務部などをはじめといたします職員計120人分の給料、手当、共済費、それから、市長部局職員の退職手当組合負担金を一括して計上いたしております。  次の行政事務費でございます。金額が3,465万3,000円、前年度比で3万7,000円の増となっております。こちらでは、会計年度任用職員の給料、また加除式法令集の追録代、顧問契約を行っております弁護士・司法書士の顧問料、法制システムの使用料、また全庁分の郵便物の郵送料等を計上いたしております。また、併せまして筑紫自治振興組合の負担金を計上いたしておるところでございます。  次の表彰事務費でございます。予算額は146万1,000円、前年度比で4万6,000円の増でございます。これは毎年実施をいたしております大野城市の表彰の記念品購入費等を計上いたしております。  続きまして、2款1項3目情報広報費は、予算額723万3,000円、前年度比で95万7,000円の減となっております。ここでは、文書ファイリング用の消耗品、また文書の保管・廃棄業務の委託料等を計上いたしております。キャビネット購入費の71万7,000円につきましては、購入台数を見直しまして、前年度比で64万7,000円の減となっております。  また、新規事業でございますが、統合型財務会計・文書管理システム運用事業は、現在のサーバーのリース満了に伴いまして、財務会計と併せましてクラウド化することによる使用料を計上いたしております。  一番下の表、2款2項1目税務総務費は、予算額25万3,000円、前年度比で17万8,000円の増となっております。固定資産の評価替えの年でありますことから、審査委員会の開催回数の増を見込み、増額をさせていただいております。  続きまして、33ページをお願いいたします。  2款4項1目選挙管理委員会費、予算額1,711万4,000円で、前年度比28万円の増となっております。ここでは、職員給与費といたしまして職員2名分の人件費、また、選挙管理委員会委員費といたしまして委員報酬や費用弁償、事務局運営費としまして旅費や負担金、そして、常時啓発費といたしまして啓発事業に要する消耗品などを計上いたしております。  2款4項2目市長選挙費は3,565万2,000円を計上いたしております。令和3年9月に任期満了を迎えます市長選挙の費用といたしまして、投票立会人の報酬、職員の時間外勤務手当、それから郵送料、各種業務委託料を計上いたしております。  34ページをお願いいたします。  2款4項3目市議会議員補欠選挙費は、2,908万9,000円を計上いたしております。市議会議員に欠員1名を生じておりますことから、令和3年に執行予定の市長選挙と併せて実施するための費用といたしまして計上をいたしております。  次の2款4項4目衆議院議員総選挙費は、予算額3,655万8,000円を計上しております。令和3年10月に任期満了を迎えます衆議院議員の総選挙が行われる見込みでありますことから、選挙の実施に必要な費用を計上いたしております。  35ページをお願いいたします。  2款5項1目統計調査総務費は予算額685万7,000円で、前年度比19万8,000円の減となっております。これは、職員1名分の人件費のほか、県の統計協会の負担金等を計上いたしております。  次に、2款5項2目統計委託調査費は予算額637万円で、前年度比5,088万円の減となっております。これは、5年に1回の国勢調査が終わりまして、前年度比で大幅な減となっております。令和3年度は経済センサスが実施されますことから、調査員の報酬、事務に従事する会計年度任用職員の給料等を計上いたしております。  なお、総務課では債務負担行為はございません。説明は以上でございます。 189: ◯委員長(関井利夫) 説明を終わりました。質疑をお受けします。 190: ◯委員(福澤信光) 2款4項2目、4項3目、4項4目の目の数値目標が、これは期日前投票所の増設、期日前投票所利用率55%となっています。これは三つともそうなっているんですが、この期日前投票の場所というのは今検討されているんでしょうか。 191: ◯総務課長(本多明仁) 期日前投票につきましては、会場といたしましては、市役所新館、それから南コミュニティセンター、それから北コミュニティセンターの3か所でございます。そのうち、市役所の期日前投票所は従来から当然行っておりましたが、投票率の向上、市民の方の利便性向上のために、南コミと北コミを増設いたしておりますので、ここで掲げております目標につきましては、増設しました期日前投票所の利用率ということで、増設の効果を測らせていただきたいというふうに考えております。以上です。 192: ◯委員(福澤信光) 南と北が増設したということですかね、結局。 193: ◯総務課長(本多明仁) そのとおりでございます。 194: ◯委員(福澤信光) この期日前投票で、たしか18歳の方は期日前投票ができないかなと。18歳未満は不在者投票はできるけれども。そういうのは関係ないんですか。 195: ◯総務課長(本多明仁) 今、選挙権は18歳からでございますので、当日の投開票日であっても、それから期日前投票日であっても問題なく行っていただくことができるんですが、期日前投票の期間中に18歳の誕生日を迎えられる方については、委員ご指摘のとおり、不在者投票とかそういったものを利用していただくケースはございます。以上です。 196: ◯委員(福澤信光) これで最後の質問です。市役所、南コミ、北コミで55%の期日前投票を掲げていますけれども、これは、データが51.8%というのは令和元年度の参議院議員通常選挙の投票率ですよね。普通の市長選挙だったり、市議会選挙のときの期日前投票のデータというのは分かりますか。 197: ◯総務課長(本多明仁) 先ほどご説明した南コミと北コミは、投票率向上を目指しまして追加いたしておりますので、前回の市長選挙のときには実施をいたしておりません。直近で比較対照ができるということで参議院議員選挙の実績を基に目標を設定させていただいております。 198: ◯委員長(関井利夫) ほかありませんか。 199: ◯委員(関岡俊実) ちょっと確認で1点。知事選挙が緊急に入ってきたんですが、この予算の取扱いはどうなりますか。 200: ◯総務課長(本多明仁) 今回、福岡県知事選挙が急遽執行される見込みとなりましたので、本3月定例会におきまして補正予算を上げさせていただくように今準備を進めております。よろしくお願いいたします。 201: ◯委員(関岡俊実) はい、いいです。 202: ◯委員長(関井利夫) ほかありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 203: ◯委員長(関井利夫) ないようです。総務課所管分の質疑を終わります。  続いて、財政課所管分の審査に入ります。 204: ◯財政課長(原田知弘) それでは、財政課所管の事務事業についてご説明いたします。当初予算概要の主要施策事業の35ページをお願いいたします。  真ん中辺りから下でございますが、2款1項4目財政管理費は、前年度比1億1,411,9,000円減の3億3,845万7,000円となっております。その内訳を事業ごとにご説明いたします。  予算決算事務費は、前年度比527万2,000円増の1,970万2,000円となっております。増額となった主な理由は、新規事業の統合型財務会計・文書管理システム運用事業において、伝票の作成や予算の執行管理などに使用しております財務会計システムのクラウド化を行う経費として、587万5,000円を計上したことによるものです。  また、財務会計システム運用事務事業において、財務会計システムの保守料と使用料の合計871万2,000円を計上しております。前年度と比べまして80万3,000円減額となっておりますのは、先ほどご説明しました財務会計システムのクラウド化に伴い、不用となる保守料と使用料を減額したことなどによるものです。  次に、契約事務費でございます。前年度比205万5,000円増の501万9,000円となっております。増額となった主な理由は、契約事務事業におきまして、令和3年度が指名登録業者の更新年度であるため、会計年度任用職員4名の予算211万6,000円を計上したことなどによるものです。  次に、基金積立金は、前年度比1億2,144万6,000円減の3億1,373万6,000円となっております。減額となった主な理由は、総括説明のときにも少しお話ししましたけれども、ふるさと応援基金の積立てにつきまして、これまでは寄附金の全額を積み立てておりましたが、令和3年度からは寄附金からふるさと納税に係る経費の相当額を差し引いた金額を積み立てることにしたため、ふるさと応援基金への積立額が1億295万1,000円の減となったことなどによるものでございます。なお、各基金の積立額はこちらに記載のとおりでございまして、こちらは運用利息でございます。  36ページをお願いいたします。  4款3項1目上水道施設費は、前年度比372万6,000円増の7,596万1,000円となっております。増額となった主な理由は、福岡導水のバイパス管整備事業により、福岡地区水道企業団への出資金が490万円の増額となったことなどによるものでございます。  8款5項1目下水道事業費は、前年度比1億168万4,000円減の6億2,257万1,000円となっております。これは、下水道会計に対しまして一般会計が負担するものでございますが、減額となった主な理由は、雨水に要する経費等が減額となったことなどによるものでございます。  12款1項1目元金と、次の12款1項2目利子、こちらは関連がありますので、まとめてご説明いたします。  まず、1目元金、こちらは前年度比4,534万4,000円減の29億2,343万5,000円。2目の利子、こちらは前年度比2,113万5,000円減の5,186万1,000円となっております。それぞれ起債の償還計画に沿いまして金額を予算計上しております。  次の13款1項1目公社補償費、こちらは昨年と同様、名目費1,000円を計上しております。  14款1項1目予備費も、前年度と同額の6,000万円計上しております。  債務負担行為についてご説明いたします。予算委員会説明資料の4ページをお願いいたします。  財政課の所管は4番と5番の2事業になります。
     まず、4番でございますが、こちらは、市の依頼に基づき土地開発公社が令和3年度に先行取得する用地を、将来、市が買い戻す保証でございまして、限度額を9億2,538万7,000円としております。期間は、令和4年度から令和8年度までの5年間としております。  続きまして5番、こちらは、土地開発公社が令和2年度までに取得している土地の取得費用の借換えと令和3年度に取得を予定しております土地の取得費用の借入れに対する債務保証として、限度額を13億7,800万円、期限を返済年度までとしております。  次に、地方債についてご説明いたします。予算委員会説明資料の6ページをお願いします。  こちらの一番上、衛生債の一般会計出資債、こちらは福岡導水のバイパス管整備の費用として、福岡地区水道企業団へ出資するために借り入れるものでございまして、企業団からの通知に基づき限度額を1,850万円としております。  一番下の臨時財政対策債、こちらは総括説明でお話ししましたとおり、限度額を17億1,100万円としております。以上、財政課所管分についての説明を終わります。 205: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質問ありませんか。 206: ◯委員(山上高昭) 内容ということではないですけれども、36ページの8款5項1目の書き方が、今年は下水道事業負担金等でえらく簡易になっていますが、これは何か理由があるんですか。 207: ◯財政課長(原田知弘) あまり深い意味はないんでございますけれども、項目が多い上に、何といいましょうか、分かりにくい項目が列記されてありましたので、まとめたものでございます。以上でございます。 208: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか。 209: ◯委員(山上高昭) はい、いいです。 210: ◯委員長(関井利夫) 特段あれば、また所管課にお聞きになってください。 211: ◯委員(松崎百合子) 債務負担行為で、4番、5番、先行取得する用地ということで予算が上がっていますけれども、4番、5番それぞれどちらを購入予定、どのような予定になっているんでしょうか。 212: ◯財政課長(原田知弘) まず、土地開発公社が来年度令和3年度で購入する予定になっておりますのが、主に公園街路課が進めております街路事業、この中の主に中川久保線、それと連立の関係で下大利付近、線路沿いですね、あの辺を少し買う予定となっておると思います。以上でございます。 213: ◯委員長(関井利夫) ほかありますか。                  〔「なし」の声あり〕 214: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、財政課所管分の質疑を終わります。  続いて、管財課所管分の質疑に入ります。 215: ◯管財課長(市川拓士) それでは、第23号議案、管財課所管分につきましてご説明いたします。当初予算主要施策事業の37ページをお願いいたします。  2款1項6目財産管理費の予算額は2億9,441万9,000円で、前年度と比べ2億8,779万8,000円の減となっています。減の主な理由は、庁舎維持管理費のシビックゾーン整備事業において、令和2年度に市庁舎の増築工事費等を計上していたことによるものです。  事業別の主な概要としましては、庁舎維持管理費の庁舎維持管理事務事業では、主に会計年度任用職員2名分と汚水槽の機器類の更新などにより、707万6,000円の増、公共施設マネジメント推進事業では、1年置きの隔年にシステムの研修を受講することから、9万3,000円の増、シビックゾーン整備事業では、第2次整備計画に基づき、令和2年度に市庁舎の増築工事費の前払い分等を当初予算で計上していましたが、新年度では西駐車場の精算分や南駐車場と広場整備の工事の前払い分、防災機能強化などの事業を予定しており、2億6,777万1,000円の減など、庁舎維持管理費では前年度と比べ、2億7,977万1,000円の減となっています。  続きまして、普通財産管理費の普通財産管理事務事業では、防草シートの設置などにより、草刈り等の普通財産管理委託料を削減したことから、70万9,000円の減となっています。  公用車管理費の庁用車維持管理事務事業では、燃料費の見直しにより64万4,000円の減、庁用車運行管理事務事業では、令和2年度に庁用車運行管理業務の入札を行ったため、令和3年度では実績に基づきまして496万2,000円の減、庁用車購入事業では、令和2年度に議長優先車の買換えを予定していましたが、新型コロナの影響等を鑑み、購入を見送っておりましたけれども、令和3年度に議長優先車の購入を予定しています。これにより、全体的な購入計画を見直したため、171万2,000円の減など、公用車管理費では、前年度と比べ731万8,000円の減となっています。  続きまして、2款1項12目会館等公共施設維持補修費の予算額は7,032万円で、前年度と比べ448万4,000円の増となっています。増の主な要因は、市営住宅長寿命化計画に基づく改善事業で、令和3年度にあけぼの市営住宅2棟の工事を予定しておりますが、これに加え、敷地内の駐輪場の改修を実施することによるものです。  事業別の主な概要としましては、市営住宅施設維持補修費の市営住宅施設維持補修事業では、修繕料の見込みにより17万6,000円の増、市営住宅長寿命化計画に基づく改善事業では、あけぼの市営住宅の2棟目の工事に加え、敷地内にある駐輪場の改修による441万6,000円の増など、市営住宅施設維持補修費では、前年度と比べ459万2,000円の増となっています。  老人・障がい者福祉施設維持補修費の老人・障がい者福祉施設維持補修事業では、修繕料の実績により39万3,000円の増となっています。  児童福祉施設等維持補修費ですが、児童福祉施設等維持補修事業では、修繕料の実績により、50万1,000円の減となっています。  次に、38ページをご覧ください。  8款7項1目市営住宅管理費の予算額は382万1,000円で、前年度と比べ107万2,000円の減となっています。減の主な理由としましては、会計年度任用職員給料等を2款1項6目に予算を組み替えたことによるものです。  事業別の主な概要としましては、市営住宅施設維持管理費の市営住宅施設管理事務事業では、1名分の会計年度任用職員給料等を2款1項6目に組み替えたことや、3年ごとに実施する特殊建築物定期検査などによる103万8,000円の減、市営住宅運営管理事務事業では、担当者の研修会の見送りなどにより3万4,000円の減など、市営住宅施設維持管理費では107万2,000円の減となっています。  続きまして、債務負担行為について説明いたします。別添の予算委員会説明資料の4ページ、A3の債務負担行為要求一覧をご覧ください。  管財課所管分では、6番、駐車場・広場他整備業務です。令和3年度8月頃から、仮称中央広場と南駐車場の整備工事を予定しており、令和4年度の5月末頃の完成を予定しております。このことから、令和3年度当初予算として、工事費の前払い分の5,995万3,000円を計上しており、工事費の残りの精算分として8,992万9,000円を債務負担行為として計上するものです。以上で管財課所管分の説明を終わります。 216: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。 217: ◯委員(神田徳良) すいません、新規事業のシビックゾーンですけれども、今年の8月から来年の5月ぐらいまで工事ということで、いろんな産業展だったり、まどかのお祭りだったりあると思うんですね。例年やっていると思う。また、そういうときにはいろんなお店とか出店とかされていると思うんですけれども、工事期間中とかいうのはどういうふうな形になるんでしょうか。 218: ◯管財課長(市川拓士) 令和3年度の8月までは西駐車場のほうの工事を予定しております。それ以降に、仮称の中央広場と現在の暫定の駐車場のところ、それと南駐車場のほうを工事する予定にしております。  今、そういった祭りや、もしくはイベント実施団体と協議を行いまして、当然工事場所においてはそういうイベントは開催できませんが、そのほかで運営はできないかを現在協議しております。以上です。 219: ◯委員(神田徳良) それと庁用車購入費ですけれども、現在使われている庁用車が非常に不具合が出たとか、そういうことでしょうか。 220: ◯管財課長(市川拓士) 令和3年度におきましては、議長優先車の購入を予定しております。こちらは、当初は令和2年度に購入する予定でしたが、新型コロナ禍の影響を鑑みまして、令和2年度は購入を見送っております。ただし、議長優先車は年数もかなりたっております。それと電気系統に若干の不具合を認識しておりますので、令和3年度に買換えをさせていただきたいと計上しておるところです。以上です。 221: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか。ほかに。 222: ◯委員(松崎百合子) 37ページの一番下ですけれども、今回、維持改修補修費が上がっている児童福祉施設はどこのことでしょうか。 223: ◯管財課長(市川拓士) 児童福祉施設は5施設ございます。まず、市内にある公立の保育所3か所、それから、ファミリー交流センター1つ、すこやか交流プラザの児童福祉部門を1、合計で5施設となっております。以上です。 224: ◯委員(松崎百合子) そちらの5施設とも今回改修、修繕ですか。 225: ◯管財課長(市川拓士) こちらの1款12項12目の令和3年度の児童福祉施設等維持補修費につきましては、修繕となっております。改修工事ではございません。以上です。 226: ◯委員(松崎百合子) 修繕料は5施設の修繕で、どの辺の修繕になるんでしょうか。 227: ◯管財課長(市川拓士) 5施設全ての修繕料を一括で計上させていただいております。修繕におきまして、どこというのはございませんが、よく皆さんが使用される水回り、電気系統、建具のドアノブとか、角のところとか、そういったところは皆さんがよく使われる頻度も多うございますので、修繕が必要になってくる場合が多うございます。そういうところを修繕するための費用を計上させていただいております。以上です。 228: ◯委員(松崎百合子) 分かりました。 229: ◯委員長(関井利夫) ほかにありませんか。 230: ◯委員(中村真一) その上の老人・障がい者福祉施設はどこになるか教えてください。 231: ◯管財課長(市川拓士) 老人・障がい者福祉施設におきましては合計で31施設です。内訳としましては、老人憩の家27施設、高齢者生きがい創造センター1施設、いこいの里1施設、障がい者支援センター1施設、牛頸ダム記念館1施設、合計で31施設でございます。以上です。 232: ◯委員(井上正則) 大城の市営住宅の件ですが、あそこの竹やぶというのは以前から非常に苦情が出ておるんですよ。その伐採というのは、計画はないんですか。 233: ◯管財課長(市川拓士) おおぎ市営住宅の竹やぶのところでございましょうか。現在、ちょっと苦情は私のほうまでは届いておりませんが、定期的に伐採をやっておるところであります。毎年1回実施しているとは限りませんが、複数年に1回程度を実施しているところでございます。以上です。 234: ◯委員(井上正則) 全般的にあそこの竹やぶを切ってしまうと池が見えてしまうというのはあるんでしょうけれども、あの鬱蒼さは、部分部分を切っておる程度だろうと私は思うんですね。届いてないかもしれんけれども、こっちには要求があるんですよ。だから、そこら辺、特に夜とか気味悪いというね、これはやっぱりよく出ますよ。そういったのを何か環境的な形も含めて、ちょっと1回ばっさりといってもいいんじゃないかと思いますので、ちょっと検討してください。 235: ◯管財課長(市川拓士) 現地を確認しまして検討させていただきたいと考えております。以上です。 236: ◯委員長(関井利夫) ほかにないですか。 237: ◯委員(山上高昭) 37ページ、2款1項6目、目の目標で事故ゼロ件を目指すということですけれども、まず、庁用車へのドライブレコーダーの設置状況はどうなっていますか。 238: ◯管財課長(市川拓士) 管財課が所管している庁用車が33台ございますが、全てドライブレコーダーは設置をいたしております。以上です。 239: ◯委員(山上高昭) それ以外の庁用車についてはもう分からないということでよろしいですか。 240: ◯管財課長(市川拓士) それ以外の、例えば水道局とか、すこやか交流プラザが所管している車両などは、随時ドライブレコーダーをつけていくように管財課としてはお願いといいますか、指導をいたしております。以上です。 241: ◯委員(山上高昭) 令和元年14件の事故、平成30年は25件の事故ということで、この事故というのは管財課が所管している33台で起こった事故ということですか。 242: ◯管財課長(市川拓士) まず、ほかの管財課所管分以外の車両も、管財課がまとめて保険を掛けております。その関係から事故の全体数といたしましては、管財課所管分だけでなく、市全体の庁用車の事故件数として把握をさせてもらい、かつ、事故防止などの講習会や啓発などを管財課のほうで行わさせてもらっています。以上です。 243: ◯委員(山上高昭) ドライブレコーダーについては、それぞれの所管がやっているということですね。事故の件数が減ってきているので、こういったドライブレコーダー等の効果が大きいんじゃないかということでの質問でした。どうですか。 244: ◯管財課長(市川拓士) そのように私たちも思っております。以上です。 245: ◯委員長(関井利夫) よろしくお願いします。ほかありませんでしょうか。 246: ◯委員(原田真光) 37ページの市営住宅に関しまして、本市の市営住宅の場所は大雨浸水地域に含まれるのでしょうか。 247: ◯管財課長(市川拓士) まず、大野城市には二つの市営住宅がございます。一つ目のおおぎ市営住宅のほうは浸水区域に含まれてなかったと記憶しておりますが、もう一つのあけぼの市営住宅のほうにつきましては、ちょっとすいません、記憶しておりません。 248: ◯委員(原田真光) その辺りが詳しく分かりましたら後ほどお聞かせください。 249: ◯管財課長(市川拓士) はい、分かりました。後ほどお答えさせていただきます。 250: ◯委員長(関井利夫) ほかありますか。                  〔「なし」の声あり〕 251: ◯委員長(関井利夫) 先ほどの件は後ほどお答えいただくということで、管財課の質疑を終わります。  次に、市税課所管分の質疑に入ります。 252: ◯市税課長(井ノ上裕治) それでは、市税課所管分についてご説明いたします。当初予算主要施策事業の38、39ページをお願いいたします。  2款2項1目税務総務費でございます。前年度と比較しまして750万1,000円減の2億612万4,000円となっております。事業別に説明いたします。税務管理費につきましては、5,000円減の20万1,000円となっており、主に市民税関連、固定資産税関連の協議会負担金や研修会負担金等となっております。  次に、2款2項2目賦課徴収費でございます。前年度と比較しまして251万1,000円減の7,482万2,000円となっております。事業別にご説明してまいります。賦課費につきましては、主に個人市民税、法人市民税、軽自動車税、固定資産税等の課税事務となっております。  主な増減の理由を順に説明していきます。個人市民税課税事務事業は147万7,000円増の2,780万1,000円となっております。これは、特別徴収納税通知書印刷封入業務について、受注できる事業者が減ってきており、委託料の見積額が上昇しつつあることによるものです。  法人市民税課税事務事業は、27万円減の55万2,000円となっております。これは、法人市民税申告書の発送数を精査することで、印刷費、郵送費をそれぞれ減らしたことによるものです。  軽自動車税課税事務事業は、124万1,000円増の511万9,000円となっております。これは、原動機付自転車ナンバープレートの購入費で、単価を下げるため、3年に1度まとめて購入していることによるものです。  次に、固定資産税等課税事務事業は338万5,000円減の1,153万2,000円となっております。これは、土地路線価付設等業務委託料が減になったことによります。この土地路線価付設等業務は、3年に1度の評価替えに向かって実施するもので、3年サイクルの最終年度の令和2年度と比較しまして、初年度に当たる令和3年度は少し低額になっておるということになります。  次に、統合型GIS運用事業は、301万5,000円減の996万1,000円となっております。これは、固定資産税課税事務で使用する税務地図情報システムの保守料等で、これにつきましても3年に1度の評価替えに伴う業務が令和2年で終了したことによる減になります。  続きまして、債務負担行為についてご説明いたします。予算委員会説明資料の4ページの令和3年度当初予算債務負担行為一覧をお願いいたします。  ナンバー7土地路線価付設等業務になります。期間は令和4年度から令和5年度、限度額は1,452万3,000円、継続事業で令和6年度の評価替えに向かって、不動産鑑定士による固定資産税の土地路線価付設等の業務において、令和3年度から3年間の委託契約を行うため、債務負担をお願いするものです。市税課所管分は以上になります。 253: ◯委員長(関井利夫) 説明は終わりました。質疑をお受けします。質問ありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 254: ◯委員長(関井利夫) 質問ないようですので、市税課所管分の質疑を終えます。  次に、収納課所管分の審査に入ります。 255: ◯収納課長(小國竜一) それでは、収納課所管分についてご説明申し上げます。当初予算主要施策事業の39ページをお願いいたします。  2款2項2目賦課徴収費です。徴収費4,046万円と市税還付金5,796万1,000円を合わせまして、9,842万1,000円を計上しております。  まず、徴収費ですが、前年度と比べ960万7,000円の増となっております。この主な要因は、滞納整理支援システムの更新437万円と、インターネットを利用した口座振替受付サービスの導入453万2,000円と、いずれも新規計上しているものでございます。  主要な事務事業を説明いたします。市税徴収事務事業に会計年度任用職員の導入に伴い、4名分の計728万8,000円を計上いたしております。市税等のコンビニエンスストア収納事業は685万7,000円計上し、前年度比較65万7,000円の増となっております。  市税等の催告業務委託事業に関しましては、前年と同様の640万2,000円を計上しております。  先ほど申し上げました新規事業のインターネット口座振替受付サービス事業でございますけれども、これは今まで紙の申請用紙で税等の口座振替の受付を行っていたものを、令和3年10月よりインターネットでの口座振替ができるというサービスの開始を目指して、その導入費用等453万2,000円を計上しておるものです。  次に、市税還付金ですが、近年の推移を鑑み、5,796万1,000円を計上し、前年度比648万8,000円の減となっております。  続いて40ページをお願いいたします。令和3年度の調定見込額、市税収入見込額の表でございます。  市税収入全体といたしましては、やはり新型コロナウイルスによる影響により、前年度よりマイナスの税収を見込んでおります。現年度で申し上げますと、表の中段辺りにございます軽自動車税の種別割の部分が、約1,000台対象が増えたということで増、それと、その下の市たばこ税が、税率改正により収入が8,603万5,000円の増と見込んでおりますが、それ以外の科目の現年分収入につきましては、調定見込みの減によるマイナス収入見込みというふうに考えております。最後に、表の一番下の一番左、総合計(現年プラス繰越)と書いておるところの一番右の列を見ていただきたいと思います。対前年度比でマイナス6.77%、これは税収ベースで申し上げますと、約9億2,500万円の減と見込んでおります。以上でございます。 256: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。 257: ◯委員(中村真一) 39ページのインターネット口座振替受付サービス事業ですけれども、紙で書いて提出していたときは銀行印を押していたと思うんですが、今回、インターネットになった場合は銀行印はどうやって確認するんですか。 258: ◯収納課長(小國竜一) 今おっしゃいましたように今まで銀行印で確認しておりますけれども、ネットの場合、口座登録番号での確認ということになっております。以上です。 259: ◯委員長(関井利夫) 銀行印は要らないということです。よろしいですか。 260: ◯委員(山上高昭) 私も、これが非常に疑問であれなんですけれども、本人確認をどうやってやるかというところは。口座と本人を特定できる方法はあるんですか。 261: ◯収納課長(小國竜一) この本人確認については、基本的に口座の登録の入力フォームが出てまいります。そこに金融機関名、各支店名、必要な情報を入れるんです。対象科目ですね。ただ、今、紙でやり取りしている段階でも、例えば運転免許証であったりとか、そういったいろいろ本人さんでありますよというふうなものは添付はいたしておりませんので、今のところそういうふうな取扱いで考えております。以上でございます。 262: ◯委員(山上高昭) なぜ本人確認というかというと、通帳、番号と印鑑で多分本人の確認をしていたと思うんですね、今まで。だから、払う人と払う人の口座というのはつながると思うんですけれども、インターネットだったら、例えば全然別の人の口座から引き落とすような手続はできないのかという、そういうことですね。
    263: ◯収納課長(小國竜一) ちょっと私の説明が不足しておりましたけれども、先ほど登録番号で確認するということと、あと、入力の過程において当然暗証番号というものを入れていただくような形になりますので、それでダブルチェックをする予定でございます。以上です。 264: ◯委員(山上高昭) すいません、しつこく聞いて申し訳ないですけど、市役所が暗証番号を知っているわけないですよね。それでどうやってチェックできるんですか。 265: ◯収納課長(小國竜一) 当然市役所のほうは暗証番号は分からないんですけれども、このシステムが、個人さんが暗証番号を入力されて、金融機関のほうも通ってまいりますので、金融機関のほうでもチェックをして、そして通れば、うちのほうに来るというふうな形になっております。通常、銀行に行って暗証番号を入れて、ATMの使用と一緒ですね。そういうふうな取扱いの流れと同じになりますので、そこでのセキュリティはかかっているかというふうに考えております。以上でございます。 266: ◯委員長(関井利夫) よろしいでしょうか。 267: ◯委員(中村真一) これは今からのサービス事業だと思うんですけれども、まず初めは、紙と併用して、将来的にはもうこのインターネットだけになっていくんですか。 268: ◯収納課長(小國竜一) あくまでも紙ベースも残してダブルサービスの考えですね。並行してまいります。以上でございます。 269: ◯委員(中村真一) 紙もずっと残っていくということでよろしいんですか。 270: ◯収納課長(小國竜一) おっしゃるとおりでございます。 271: ◯委員長(関井利夫) ほかありませんか。 272: ◯委員(神田徳良) 同じところですけれども、インターネットバンキング等、あと、水道とかPayPayとかでもできると思うんですが、それもPayPayとかでもできるようになるんでしょうか。 273: ◯収納課長(小國竜一) PayPay、LINEPayのほうは、いわゆるコンビニでスマホアプリでできる分なんですけれども、おっしゃるように水道料金まで全部できるような形でシステムを構築する予定でございます。 274: ◯委員(神田徳良) そしたら、できるようになるということですね。 275: ◯収納課長(小國竜一) 今、紙で登録できる分が、市税から始まって、保育料とか水道料金、市営住宅とかあるんですけれども、それが全部できるような形ということで考えております。以上です。 276: ◯委員(神田徳良) 分かりました。  では、その下の市税過誤納付還付事業ですね。そこのところで、これはどういった事業なのかというのと、内訳が分かれば。これは取り過ぎということですかね、それを、すいません、教えていただきたい。 277: ◯収納課長(小國竜一) 内訳と申されますと、例えば市県民税が幾ら、固定資産税が幾らとかいうこと、科目の内訳ということでいいですか。 278: ◯委員(神田徳良) じゃなくて、たくさん納めて、それを返すということだろうと思うんですけれども、何でそういうふうになったのかということを。 279: ◯収納課長(小國竜一) 単純に、例えば二重で納めてしまった分をお返しするであるとか、あと、例えば、過年度に遡及して賦課のほうで更正減がかかると、その部分を還付しますということであったりとか。そういったものが多いんですかね。 280: ◯委員(神田徳良) 要は重なってということですか。そういうことが多いということですか。 281: ◯収納課長(小國竜一) そうです。おっしゃるとおりです。 282: ◯委員(神田徳良) はい。 283: ◯委員長(関井利夫) ほかありますか。 284: ◯委員(中村真一) 39ページの徴収費の真ん中の辺りの市税等のコンビニエンスストア収納事業予算が増えていますけれども、これは年々コンビニエンスストアで収納される方が増えてあるということだと思うんですが、今、大体何%ぐらいあるんですか、コンビニエンスストアの分は。 285: ◯収納課長(小國竜一) この事業は平成25年度から始まっておりまして、委員おっしゃるように順調に伸びてきております。  まず、全体の傾向としては、銀行の窓口で直接納める割合が減ってきております。その代わりにコンビニ収納と口座振替が伸びておる状況です。令和元年度の確定の割合ですけれども、銀行等で納められる割合が37.8%、口座振替が33.4%、コンビニが28.8%。単純に見たら、やはり銀行が多いように見えるんですけれども、推移としてはコンビニが増えている状況でございます。以上でございます。 286: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますでしょうか。                  〔「なし」の声あり〕 287: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、収納課所管分の質疑を終わります。  最後に、給付金対策室。 288: ◯給付金対策室係長(佐藤智郁) それでは、給付金対策室所管分につきまして説明をいたします。当初予算主要施策事業の40ページ下段をお願いします。  2款1項17目新型コロナウイルス感染症対策費は、本市が独自に実施している支援事業に係る費用であります。新生児臨時特別給付金給付事業は、昨年1人当たり10万円を給付いたしました国の特別定額給付金の支給基準日令和2年4月27日、その翌日から本年4月1日までの出生児に、市独自に10万円を給付するものであります。4月に見込まれる給付件数60件に係る給付金等、601万9,000円を計上しています。説明は以上となります。 289: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質問はありませんか。 290: ◯委員(松崎百合子) 新生児の特別給付金が上がっておりますけれども、雇用調整助成金のほうが7月末まで延期になっているんじゃないかと思うんですが、その分はこの予算には上がってないんでしょうか。 291: ◯給付金対策室係長(佐藤智郁) 補正予算の委員会のときに説明をさせてもらいましたが、一応繰越しという形で予算措置はさせてもらっております。以上でございます。 292: ◯委員長(関井利夫) ほかありませんか。 293: ◯委員(神田徳良) すいません。60人分で、令和2年の4月28日から令和3年の4月1日でという方になりますかね。 294: ◯給付金対策室係長(佐藤智郁) 新年度に入って住民基本台帳に登録された新生児になりまして、一応今回学年で見ておりますので、4月1日までの新生児の方と、また、3月にお生まれになっても、子どもの生まれた日から出生届まで14日間期間を要していますので、新年度4月に入って、新たに住民基本台帳に登録されるであろう新生児に対しての見込件数となっております。以上であります。 295: ◯委員長(関井利夫) ほかありますか。 296: ◯委員(福澤信光) 一つだけ。これは、目の数値目標で、決定となった受給者、皆さん100%給付しますよとなっていますけれども、例えば、この前の一律10万円、国民全員がもらった分でも、全員が全員にやれてないと思うんです。そういったケースというのは、これは考えられるんですか。 297: ◯給付金対策室係長(佐藤智郁) 一応今回考えられる案件としては、辞退があった方が若干減るというような形になります。100%給付というのが基本となっております。 298: ◯委員(福澤信光) これまで市独自のすばらしい施策で、新生児の皆さんに10万円配られていると思うんですけれども、これまで辞退された方はいらっしゃるんですか。 299: ◯給付金対策室係長(佐藤智郁) 現時点においては辞退された方はいらっしゃいません。申請書を送って1人だけ出されてない方がいらっしゃいますけれども、今のところはそれを除いたら、ほぼ100%給付をさせてもらっております。以上であります。 300: ◯委員(福澤信光) 最近、ちょっと私の知り合いの方に子どもさんが生まれて、この話を市独自の事業だということを知らなくて、教えて、ああ、そんなのがあるんだといって申請された方もいらっしゃったんですね。そういう方を60人今から見込んだ中で、この市独自の施策を分かってない方もいらっしゃるかと思うんですけれども、その辺のPRとかいうのは何か考えておられますか。 301: ◯給付金対策室係長(佐藤智郁) 申請という部分が、受付で出生届を出されたときに、お母さん、お父さん、親御さんに対して申請のご案内をさせてもらっております。当然、他市町村で里帰り出産とかされた方は里帰り先で出生届を出されるんですけれども、そういった方に関しては、一応うちのほうでシステムで拾って申請書をお送りさせてもらっています。 302: ◯委員(福澤信光) 確認ですけれども、生まれて、こういう独自事業を知らなくても、出生届を出せば、もうこちらの給付金対策室のほうから、10万円請求してくださいねという申請書がご家庭に届くんですか。 303: ◯給付金対策室係長(佐藤智郁) はい、そのとおりでございます。 304: ◯委員(福澤信光) なるほど、分かりました。ありがとうございます。 305: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますでしょうか。 306: ◯委員(原田真光) すいません、1点だけ確認です。累計の給付件数が何件になりますか。令和2年4月28日から令和3年の4月1日までの累計の給付件数。 307: ◯給付金対策室係長(佐藤智郁) 今年度中の一応見込件数としまして898人を見込んでおります。 308: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか。 309: ◯委員(神田徳良) すいません。感染症対策費の給付事業ですけれども、昨年、5,000円の商品券を低所得者とかにする事業があったと思うんですが、今年度はそういうのはもうないんですよね。 310: ◯給付金対策室係長(佐藤智郁) 補正予算委員会のときにもちょっと説明はさせてもらったんですけれども、追加政策について今、庁内で検討しております段階で、現時点で追加支援として決まっている事業はございません。以上でございます。 311: ◯委員(神田徳良) それでは、昨年度、ひとり親家庭とか、こういった商品券だとかの給付事業があったと思うんですけれども、どれぐらいの人がそういう恩恵を賜ったというか、商品券のほうとかは特に何人ぐらいの方が。全員が全員もらわれたということではない。 312: ◯給付金対策室係長(佐藤智郁) 商品券の給付対象が、世帯として非課税世帯と、あと生活保護世帯に対してお配りをさせていただいておりますので、全市民対象かと言われると、そうではございません。件数のほうが、一応対象世帯が8,511世帯でございまして、実際申請された世帯が7,930世帯となっております。以上です。 313: ◯委員長(関井利夫) ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 314: ◯委員長(関井利夫) ないようであれば、管財課長、先ほどのお答えをお願いいたします。 315: ◯管財課長(市川拓士) 先ほどの市営住宅の浸水区域のご質問でございますが、まず、大野城市では、計画規模のL1版、それと想定最大規模L2版という二つの想定区域がございます。  まず、計画規模L1版、こちらのほうにおきましては、あけぼの市営住宅もおおぎ市営住宅も区域外となっております。  こちらの想定最大規模L2版でございます。こちらにおきましては、おおぎ市営住宅は区域外でございます。あけぼの市営住宅につきましては、一部浸水区域に指定されております。以上です。 316: ◯委員(原田真光) すいません、この浸水区域に入っているかどうかを確認していただいたのは、他の市町村で市営住宅等が浸水区域の中に入っている箇所がある、そういったのが結構あるというのをニュースで見まして、そういったところが、例えば市町村で移転であったりとか、移転ができないところであったら、そういったところの浸水対策というのを行うように国からの指針みたいなのがたしかあったと思うんですけれども、本市はそういったところの計画というのはあるのでしょうか。 317: ◯管財課長(市川拓士) 浸水に特化した市営住宅独自の計画というのはございませんが、市が年に1度、総ぐるみで訓練を行ったりしているもので訓練を実施している状況です。以上です。 318: ◯委員長(関井利夫) ありがとうございました。 319: ◯委員(中村真一) 今、お手元に地図というか、持ってありましたけれども、L1版とL2版と言われてあったんですか。もしそうであれば、Lとは何の略ですか。 320: ◯管財課長(市川拓士) すいません、L1版とL2版と二つございますが、Lの略称はちょっと私のほうでは、すいません、勉強不足で、申し訳ありません、分かりません。 321: ◯委員長(関井利夫) そこら辺、所管に電話したらすぐ分かると思いますので、いいですか。 322: ◯管財課長(市川拓士) 恐らく、ちょっと所管課に正式には確認してもらいたいんですが、恐らくレベルのLだろうと思います。以上です。 323: ◯委員長(関井利夫) レベルのLじゃないかと。  ほか、総務部所管分で聞き漏れはありませんか。 324: ◯財政課長(原田知弘) すいません、財政課の債務負担のご質問の中で、松崎委員さんからあった分で、土地開発公社が令和3年度に取得する主な場所ということでご回答申し上げましたが、主な中で一つ大きいのを言い漏れておりましたので追加いたします。日の浦池線、こちらのほうを追加させていただきます。以上です。 325: ◯委員長(関井利夫) ありがとうございます。  ほか、総務部所管で質疑漏れはありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 326: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、総務部所管分の全ての審査を終わります。ありがとうございました。  暫時休憩します。午後は1時半再開でよろしくお願いします。     (休憩 午後0時21分)     (再開 午後1時29分) 327: ◯委員長(関井利夫) それでは、再開をいたします。  これより、地域創造部所管分の審査を行います。  なお、4地域行政センターは、いつものとおり続けて説明をしていただき、その後、一括して質疑を行うこととします。 328: ◯地域創造部長(岩瀬修康) 午前中の審議、お疲れさまでございました。  午後のトップバッターは地域創造部となります。地域創造部7課になります。順次、新年度の予算についてご説明さしあげますので、よろしくご審議のほどお願いいたします。 329: ◯委員長(関井利夫) それでは審査に入ります。執行部の説明を求めます。 330: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) お疲れさまでございます。コミュニティ文化課です。よろしくお願いいたします。  コミュニティ文化課所管分の当初予算の概要についてご説明をさせていただきます。  当初予算主要施策事業の42ページをお願いいたします。  2款1項2目特別管理費の行政区長関係費予算といたしまして、報酬や研修旅費等といたしまして3,486万1,000円を計上いたしております。昨年度と比較いたしまして24万5,000円減となっている理由といたしましては、主に行政区長報酬の算定基礎であります世帯数を、より実数に近い見込みで算出を行ったことによるものでございます。  次に、2款1項8目地域づくり推進費でございます。コミュニティ推進費といたしまして4,848万2,000円、公民館等管理運営費といたしまして1億5,129万8,000円、地域づくり推進費合計で1億9,978万円を計上いたしております。  初めに、コミュニティ推進費でございますが、前年度比61万8,000円の減となっております。昨年度と大きく変更となっているものにつきましては、まちづくりパートナー基金運用事業としまして、民間都市開発推進機構への拠出金の返還が完了したことにより603万3,000円が減となっております。また、新規事業といたしまして、コミュニティ構想推進事業51万4,000円を計上いたしております。これは、現在進めておりますコミュニティ構想バージョン2の中間評価として、これまでの取組の成果や結果を踏まえまして、次期構想策定に反映させるために市民1,500人を対象にアンケートを実施するものでございます。  そのほかの主な理由につきましては、コロナの影響によりコミュニティ活動視察の旅費について13万2,000円の減となっている一方、区の地域活動統合補助金交付事業のうち、長寿支援課所管であります敬老の日記念行事推進事業において対象者増や物価上昇等、現状に即した算出見直しを行い、307万1,000円の増、また、共働事業提案制度運営事業におきまして、令和3年度に新たに1事業を実施する見込みであることから、運営事業交付金を200万円増としております。  次に、公民館等管理運営費でございますが、前年度比833万円の減となっております。昨年度と大きく変更となっている点につきましては、公民館等管理運営事業におきまして、公民館、集会所のマスターキーの作成が完了したことによります19万8,000円の減、公民館・集会所環境整備事業におきまして、一旦全施設において環境整備が終了したことから、100万円の減となっております。  そのほかの主な理由につきましては、公民館指定管理者交付金において積算基準を見直し、より決算に近い積算として、公民館事務員賃金の見直し及びAED、消耗品費等の見直しを実施したことから、710万8,000円の減となっております。  続いて、43ページをお願いいたします。  2款1項15目まどかぴあ管理運営費でございますが、前年度比615万2,000円増の3億7,985万7,000円を計上しております。主な理由といたしまして、まどかぴあ指定管理者交付金において、管理職手当や労働保険料等の積算を見直したことにより増額となったものでございます。  そのほか、新規事業としまして、図書消毒機購入事業133万1,000円の増となっております。これは、現在消毒機を1台設置しておりますが、型番が古く、使用頻度も高いことから老朽化が進んでおりまして、また、これらの紫外線ライト等の消耗品も既に廃番となっていることから、新たな消毒機の更新を行うものでございます。  続きまして、10款4項1目生涯学習総務費といたしまして、前年度比20万5,000円減の982万1,000円を計上いたしております。そのうち、生涯学習推進費といたしまして635万3,000円、視聴覚教育等費として15万2,000円、芸術文化費といたしまして331万6,000円を計上しております。  生涯学習推進費は、前年度比61万6,000円の増となっております。大きく変更した点といたしましては、公民館連合会等事業において、九州公民館大会が福岡県で開催されることから、旅費及び貸切りバス賃借料24万8,000円の減となっております。  一方で、生涯学習支援事業における会計年度任用職員給料等が、期末手当の増などに伴い32万6,000円の増となっております。  また、新規事業としまして、市民読書活動推進計画策定事業を実施することといたしております。これは、子どもから大人まで、また、障がいの有無に制限されない全ての市民のための読書活動を推進していくために、読書に親しむことができるまちづくりの長期的な指針として計画を策定するものでございます。令和3年度には策定部会を設置いたしまして、市民アンケートや意見交換会等を実施したいと考えております。それらの費用として70万9,000円を計上いたしております。
     次に、視聴覚教育等費につきまして、前年度比17万8,000円の減となっております。主な理由といたしましては、視聴覚用の機材購入の調整を行いまして、令和3年度は削減したことにより減額したものでございます。  最後に、資料44ページをお願いいたします。  上段にあります芸術文化費は、前年度比64万3,000円の減となっております。主な変更点としまして、芸術文化振興審議会運営事業において、審議会の回数を減らしたことにより9万円の減、子ども文化団体活性化事業におきまして、コロナの関係等で事業を縮小したこと及びジュニアときめき文化祭において事業が自立したことに伴い補助金の積算を見直し、78万4,000円を減額いたしております。  一方で、大野城市芸術文化振興プラン推進事業におきまして、30万8,000円の増となっております。これは、現在、芸術文化活動を行いやすい環境をつくるため、その課題となっている原因や解決策を図るため、アクセシビリティ調査・研究を九州大学と連携協定して実施しております。その成果のためのハンドブック作成を行うため、印刷製本費及び人件費等を含む委託料の増となっております。  債務負担行為についてはありません。説明は以上でございます。 331: ◯委員長(関井利夫) 説明は終わりました。質疑をお受けします。 332: ◯委員(松崎百合子) 行政区長についてですけれども、行政区長は現在、女性はどのくらいの割合でしょうか。 333: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) 現在、行政区長は1区1名いらっしゃいます。以上です。 334: ◯委員(松崎百合子) 27区で1名ということで、5%にも満たず、三、四%かと思いますけれども、全国的にも世界的にも今年2020年までに指導的地位に30%と、あらゆる領域で女性を30%にということで目標を掲げてやってきましたけれども、行政区長の女性の割合を増やすためにどのような取組をされていますでしょうか。 335: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) これはコミュニティ文化課ということではございませんけれども、人権男女共同参画課のほうから区長会等におきまして、女性に自治会の区長となっていただくような取組のお願いをすること、また、行政区長の研修等におきましても、様々な観点から意見等を取り入れやすい環境をつくるための体制づくりですとか、そういった内容の研修等を行っているところでございます。以上です。 336: ◯委員(松崎百合子) 長年、女性団体も市も男女共同参画をということで働きかけしてきたと思いますけれども、地域における男女共同参画が進まない、行政区長が、2年前から女性が一人入られましたが、その前はずっとゼロで、その前はおられましたけれども、それが現況で、なぜ女性の参画が進まないというふうに、その理由、原因はどのようにお考えでしょうか。 337: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) 自治会の中のことですので直接的なところは私どももなかなか把握しづらいところでございますけれども、役員体制の中では女性の参画を増やしていこうという動きも今進んでおりますので、例えば副区長でございますとか監事さんですとか、そういったところの割合は増えております。それは、やはり自治会の活動の中で様々な視点で運営体制をつくっていこうという動きが今どんどん活発になってきておりますので、その声を今届けるような動きはそれぞれの横断的な活動としてやっていっております。そこがまず進んでいけば増えていくのではなかろうかなというふうに私どもとしては考えておるところでございます。以上です。 338: ◯委員(松崎百合子) 今日は国際女性デーですけれども、昨日、県の男女共同参画課の関係で未来フォーラムというのがあって、その中で県内の各市町村のいろんな女性の参画状況を見える化して、グラフにして表示されたんですけれども、大野城市はやはり行政区長、自治会長が本当に最低レベルですね。そして、行政の執行部、管理職もそうでした。男女共同参画宣言をいち早く行って男女共同参画を進めているのに、その現状でありまして、この現状を変えるにはシステムを変えるしかないかなと、変える必要があるんじゃないかなと思うんです。現行システムでは区の公民館長に行政区長を委託するというふうになっているかと思いますけれども、このシステムを変えることはできないでしょうか。 339: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) 現在につきましては、自治会で選出されております区長を中心に公民館を各区で指定管理とするということになっております。行政区長につきましては、その区からの推薦があった者を市のほうで審査をいたしまして、行政区長ということでしております。自治会の中での仕組み、システムにつきましては行政のほうが介入するということはできませんので、その辺は、これから体制の中でどういうふうに女性の参画を増やしていくかということにつきましては、人権男女共同参画課とも連携を取りながら、各区長様たちとお話をしつつ進めていきたいと考えております。以上です。 340: ◯委員(松崎百合子) 市も今度第5次計画にも着手するところで、少なくとも3割を実現していくために協力して、システムも含めて考えて、男女共同参画を進めるようによろしくお願いします。 341: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) システム自体ということはできないかもしれませんけれども、女性を体制の中に入れていただくような取組につきましてはお願いすることはできるかと思いますので、そこにつきましては検討していきたいと考えております。以上です。 342: ◯委員長(関井利夫) ほかありますでしょうか。 343: ◯委員(原田真光) 43ページの消毒機につきまして、こちらを初めて導入した年度と、そのときの購入費用を教えていただけないでしょうか。 344: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) 図書消毒機を初年度に導入した年度につきましては、平成27年度でございます。  こちらにつきましては、指定管理者交付金の中でまどかぴあが先行して導入しており、金額がこちらの手元では分かりかねますので、後ほどお出しさせていただいてよろしいでしょうか。 345: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか。 346: ◯委員(原田真光) はい。  もう一点ですけれども、この図書消毒機の耐用年数というのは何年になるんでしょうか。 347: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) 耐用年数につきましては、本来8年程度ということで考えておったんですけれども、現状の消毒機につきましては廃番、機械が切り替わっておりますので、実際は、耐用年数はまだ来てはないんですけれども、消耗品のほうがもう作られていないということで今回更新するものでございます。以上です。 348: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますか。 349: ◯委員(中村真一) 市役所の前の公園の中に、小さい本棚というか、あると思うんですけれども、その管理とかいうのはどこに含まれるんですか。  それと、今もうあそこ、コロナになって、開放はされたんですかね。 350: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) そちらの公園にある文庫につきましては、公園街路課が所管しているものでございます。すいません。以上です。 351: ◯委員(井上正則) 行政区長関係費とか公民館の指定管理者交付金の積算基準の見直しと言われておりましたけれども、どういった形を見直したか教えてください。 352: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) まず、行政区長の報酬の積算の見直しにつきましては、積算自体の見直しではなくて、こちらが3月30日現在の世帯数におきまして報酬額が決定することになっておりまして、これまでは世帯数が上がりそうな区につきましては1段階、次の世帯割のほうを見込んでいたんですけれども、現在につきましてはそこを現行により近い数でしておりますので、上回るということでの積算ではなくて、現状のままということで積算をしております。  公民館指定管理者交付金の積算の見直しにつきましては、事務員の賃金を最低賃金の積算を基準にしておりますけれども、これまでは通年通して最低金額が上がると予測した金額を年間で交付しておりましたが、最低賃金の改定がありますのが10月ですので、半年間は現行の最低賃金、それ以上が上がる見込みの最低賃金という形で見直しを行っているものでございます。令和2年度につきましては、もともと予定していた金額よりも最低賃金の上がり幅が1円しか上がっておりませんでしたので、その分が少しがくっと賃金のほうが減っているような状況になっております。  AEDの消耗品等につきましては、さらにAEDの見積りを取り直しまして、その見積りの金額に沿って積算を行っているものでございます。以上です。 353: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか。 354: ◯委員(井上正則) はい。 355: ◯委員(中村真一) 今のに関連しているんですけれども、世帯数によってということですが、例えばその区の中でマンションとかアパートとかできて、その世帯数を含めたとして、そこの方たちが区費というかそういうのを払われなくて区長が困ってあるっていう話を聞いたことがあるんですけれども、そういったのは先に増えるということで世帯数を含まれるんですか。 356: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) こちらの世帯数につきましては行政区長の報酬となりますので、自治会に加入する区の世帯数ではございません。ですので、そこの行政区の中の世帯数に応じての、3月31日時点で積算しているものでございます。以上です。 357: ◯委員(中村真一) 例えばアパートとかマンションとか、そういう払うか払われないか分からなくても、世帯数でもう区長には払われるっていうことでしょう。 358: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) 自治会の長であります区長の分と行政区長というのは異なりますので、自治会に加入される区につきましては区費という形で区のほうに納められますけれども、行政区長というのは市の非常勤特別職ということでございますので、区に加入する世帯とは関係なく、そこの居住地の行政区に応じて、世帯数を基準にしております。以上です。 359: ◯委員(関岡俊実) 1点お尋ねしたいんですが、今下大利のイオン跡に大変大規模なマンションが建っています。また、上大利地区も今マンションラッシュで建設されているんですが、上大利区が世帯数からするとかなり大きくなってきているんじゃないかと思うんです。過去、分区の話もあったところなんですが、現在どうなっているのか、将来どうしていくのか、どのように検討されていますか。 360: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) 現在、下大利のイオン跡地に大きなマンションが建設されておりますし、上大利につきましてもマンションが非常に多うございます。上大利の分区につきましては、今年度に上大利のほうの区長のほうから分区の相談があっておりまして、今後市と協議をしながら分区について前向きに進めていきたいということで、ご相談があっておりますので、市といたしましても区と一緒に協議をしながら、市のほうでできること、区のほうでやらなければならないことは整理させていただきながら、前向きに進めていきたいと考えております。以上です。 361: ◯委員(関岡俊実) 下大利のイオン跡のマンションは、あれは上大利区なんですよね。現在、上大利区の世帯数っていうのはどれぐらいか分かりますか。報告願えますか。 362: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) すいません、3,000世帯を越えておりますけれども、きちんとした数字は今手元のほうに持ち合わせておりませんので、3,000世帯以上ということでございます。  場所につきましては、上大利区となっております。 363: ◯委員(関岡俊実) すいません、数ではなくていいんです。市内的にもやはり上大利は一番世帯数が多い地区、そのように認識していいんですかね。 364: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) 現在につきましては、白木原区が非常に多くなっておりまして、白木原区、上大利区が一番多いような形になっておるところでございます。以上です。 365: ◯委員(関岡俊実) いいです。 366: ◯委員長(関井利夫) ほかありますでしょうか。                  〔「なし」の声あり〕 367: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、コミュニティ文化課所管分の質疑を終わります。  続いては行政センターですが、南、中央、東、北の順番で説明をお願いします。 368: ◯南地域行政センター所長(荒木光晴) それでは、南地域行政センター所管分についてご説明いたします。よろしくお願いいたします。  当初予算の主要施策事業の44ページをお願いいたします。  2款1項8目地域づくり推進費でございます。前年度と比較しまして、568万6,000円減の7,908万8,000円となっております。  初めに、南地域行政センター管理運営費は、前年度と比較しまして115万1,000円減の2,066万9,000円となっております。主な減の理由としましては、地域行政センター運営管理事業において、事務員給料等の増があるものの、令和2年度に要求しておりましたコミュニティセンターの備品及びIT機器に係る経費が、令和3年度では更新対象の備品等がないことから、199万6,000円の減額要求となったことによるものとなっております。  次に、南コミュニティ推進費は、前年度と比較しまして453万5,000円減の5,841万9,000円となっております。減の主な理由としましては、令和元年度より実施しております市民公益活動促進プラットホーム運営事業において、事業当初の繁忙期が過ぎたことから、運営費及び人件費の見直しを行ったことによる減となっております。  続きまして、債務負担行為についてご説明いたします。予算委員会説明資料の4ページをお願いいたします。  ナンバー8、まどかフロア出張所窓口運営業務(南地域行政センター)につきましては、令和3年7月より令和6年6月までの窓口業務委託を行うに当たり計上するもので、期間は令和4年度から令和6年度、限度頷は1,989万9,000円となっております。説明は以上になります。 369: ◯中央地域行政センター所長(佐藤 剛) それでは、中央地域行政センター所管分について説明します。当初予算主要施策事業の44ページの下段をお願いします。  2款1項8目地域づくり推進費です。前年度と比較して246万5,000円の減額、6,931万4,000円を計上しております。  事業別に説明します。  まず、中央地域行政センター管理運営費では、前年度と比較して101万3,000円の増額、1,520万1,000円を計上しております。増額の主の理由としましては、地域行政センター運営管理事業において会計年度任用職員給料等の増と、まどかフロア出張所窓口運営事業において委託料が増になったことによるものです。  45ページをお願いします。  中央コミュニティ推進費では、前年度と比較して347万8,000円の減額、5,411万3,000円を計上しております。減額の主な理由としましては、コミュニティ活動活性化交付金交付事業の79万3,000円の増があるものの、南地域行政センターと同様の理由で、市民公益活動促進プラットホーム運営事業が420万8,000円の減額要求となったことによるものです。  続きまして、債務負担行為についてですが、予算委員会説明資料の4ページをお願いします。  ナンバー9、まどかフロア出張所窓口運営業務(中央地域行政センター)に計上しておりますが、内容については、先ほど説明のあった南地域行政センターと同様で、限度額は1,782万円となっております。中央地域行政センター所管分の説明は以上です。 370: ◯東地域行政センター所長(岡崎保彦) では、東地域行政センター所管分についてご説明します。当初予算主要施策事業の45ページをお願いします。  2款1項8目地域づくり推進費です。前年度と比較して364万2,000円減の7,432万円となっております。  初めに、東地域行政センター管理運営費では、前年度と比較して63万6,000円増の1,540万6,000円となっております。増額の主な理由といたしましては、令和2年度に実施しましたコミュニティセンター備品・IT機器更新事業について、令和3年度更新対象備品等がないことから減となったものの、地域行政センター運営管理事業において会計年度任用職員給料等の増、それから、まどかフロア出張所窓口運営事業において委託料が増になったことによるものです。  次に、東コミュニティ推進費は、前年度と比較しまして427万5,000円減の5,891万4,000円となっております。減額の主な理由としましては、ほかの地域行政センターと同様に市民公益活動促進プラットホーム運営事業で420万9,000円の減となっていることから減となっているものです。  続きまして、債務負担行為について、予算委員会説明資料の4ページをお願いします。  ナンバー10のまどかフロア出張所窓口運営業務(東地域行政センター)です。内容については、ほかの地域行政センターと同様で、限度額については1,514万7,000円を計上しております。説明は以上です。 371: ◯北地域行政センター所長(濱 和代) 続きまして、北地域行政センター所管分について説明をいたします。資料は主要施策事業45ページ、3段目です。  2款1項8目地域づくり推進費は、前年度と比較いたしまして607万4,000円減の7,574万6,000円です。  事業別といたしましては、北地域行政センター管理運営費、前年度比36万4,000円減の1,432万9,000円となっております。増減の主な理由といたしましては、会計年度職員の給料等の66万4,000円の増と、コミュニティ運営センター備品更新事業が、令和3年度は該当するものがございませんので180万2,000円の減、それから、まどかフロア出張所委託料の契約更新のために66万3,000円の増となっております。  次に、北コミュニティ推進費で、前年度と比較いたしまして571万円減の6,141万7,000円となっております。まちづくり計画に基づいて交付されていますコミュニティ活動活性化交付金の減と指定管理事業費の見直しによる減となっております。  次に、債務負担行為について説明をいたします。予算委員会説明資料4ページをお願いいたします。  ナンバー11、まどかフロア出張所窓口運営業務ですが、先ほど説明をいたしました地域行政センターと同様の理由で計上するものです。限度額は1,514万7,000円となっております。北地域行政センター分の説明は以上です。 372: ◯委員長(関井利夫) 行政センターの説明を終わりました。質疑を受けます。 373: ◯委員(福澤信光) 4コミに共通して、目の数値目標が、まどかフロア出張所の利用者満足度を掲げてあり、その中で3コミは80%なのに東だけ75%ってなっていますけれども、これ何かあるんでしょうか。 374: ◯東地域行政センター所長(岡崎保彦) 利用者満足度の目の数値目標につきましては、現状の満足度、利用者アンケートの結果を基に伸び幅を目標としておりまして、東がちょっと現在の利用満足度が低いことから、ほかの地域行政センターよりも目標値が低くなっております。 375: ◯委員(福澤信光) 同じまどかフロア出張所、内容もそんなに変わらないと思うんですけれども、なぜ東だけ2年の実績が低かったのか、何か要因があるんですか。 376: ◯東地域行政センター所長(岡崎保彦) アンケートの内容からだけではちょっと読み取れない部分がありますので、詳細な理由については分からないんですけれども、窓口の対応だったりとかいうところで満足度が上がってないところがあるかもしれませんので、その辺りについては委託業者への研修等で上げていきたいとは思っているところです。 377: ◯委員(福澤信光) 対応は非常に大事だと思いますし、債務負担でもフロア出張所の計画があるので、その辺をしっかりと各コミで指導っていう形が推進できるんですよね。 378: ◯東地域行政センター所長(岡崎保彦) 研修の内容等については地域行政センターのほうからお願いもできますし、現場のやっている状況は我々も見ておりますので、その中で気づいたところとかいうところを中心にお願いをしていきたいと思います。 379: ◯委員(福澤信光) よろしくお願いします。  この目の数値の満足度が80、75ですけれども、最終的にはどこを目指したらいいんでしょうか。 380: ◯東地域行政センター所長(岡崎保彦) 実はアンケートの別の項目で、職員の接遇についての項目は、各行政センターとも約90%の方がよいと答えてあります。接遇については90%の方がよいと答えてあるので、まずは90%を目標にしたいと考えております。以上です。 381: ◯委員(福澤信光) ありがとうございます。 382: ◯委員長(関井利夫) ほかありますでしょうか。 383: ◯委員(原田真光) コミュニティセンターが新型コロナウイルスワクチン接種事業の会場になっており、これって市民の方に結構な影響が出てくると思うんですけれども、それの対応というか、代替策というか、市民が利用しようとしても会場として使えない部分というのは絶対出てくると思うので、そういったところの対応はどういうふうに考えられているのでしょうか。 384: ◯南地域行政センター所長(荒木光晴) コミュニティセンターで定期使用をしてある団体とか通常貸し館で借りて使っている団体については、今ワクチン接種会場に予定しておりません東コミュニティセンター、それから中央コミュニティセンターへの振替や、ほかの学校施設等の振替等を今調整をさせていただいているところです。 385: ◯委員(原田真光) 開始時期というのはもう決まっているのでしょうか。 386: ◯委員長(関井利夫) 所管で聞いたほうがよろしいですか。まだ決まってないってことであれば、そういうお答えをいただければいいじゃないでしょうか。 387: ◯南地域行政センター所長(荒木光晴) まだ開始時期の確定等がされておりませんので、間に合うように調整をしていくというところです。接種の開始時期等については所管課のほうでお聞きいただければと思います。 388: ◯委員(原田真光) 今年度まで利用していた団体が、ワクチン接種が始まったときにすぐに変わるのか、それとも年度が変わったときにもう利用できない状態になるのか、どちらなのでしょうか。 389: ◯南地域行政センター所長(荒木光晴) 基本的にはワクチン接種会場となった時点から振替をしていただくように考えております。 390: ◯委員長(関井利夫) ほか、質問はありますか。                  〔「なし」の声あり〕 391: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、地域行政センターに関する質疑は終わります。 392: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) 先ほどの回答をよろしいでしょうか。
    393: ◯委員長(関井利夫) 分かりました。コミュニティ文化課長から先ほどのお答えがあるそうです。 394: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) まどかぴあの消毒機の金額についてお答えさせていただきます。  平成27年6月から現在の消毒機を導入しております。平成27年度からリースとして導入しておりまして、27年度はリース料として10か月で21万6,000円、その後4年間のリースとして年額31万3,632円で導入をしておるところでございます。  それと、1点修正をお願いいたします。  耐用年数といたしまして、8年間であったかというふうにお答えをさせていただいておりましたけれども、保証期間として5年間となっておりました。申し訳ございません。訂正いたします。以上です。 395: ◯委員長(関井利夫) 先ほどの消毒機に関するお答えをいただきました。  暫時休憩します。     (休憩 午後2時08分)     (再開 午後2時10分) 396: ◯委員長(関井利夫) それでは、再開をいたします。  ふるさとにぎわい課所管分の審査に入ります。 397: ◯ふるさとにぎわい課長(白水浩良) それでは、ふるさとにぎわい課所管分について説明いたします。当初予算主要施策事業の46ページをお願いいたします。  2款1項8目地域づくり推進費は2億596万7,000円で、前年度比1億16万8,000円の増です。  コミュニティセンター施設整備費では、東コミュニティセンター外壁改修工事を行うための設計監理委託料と改修工事費を計上しており、前年度比622万2,000円減です。  次の公民館等施設整備費では、牛頸公民館及び瓦田公民館の設計監理委託料と改修工事費を計上しており、前年度比1億639万円増です。増の理由としては、令和2年度は栄町公民館1か所の工事で、施設改修する公民館の箇所数が1か所増のため、全体事業費として増となっています。  2款1項12目会館等公共施設維持補修費は1,904万3,000円で、前年度比130万9,000円減です。  生涯学習施設維持補修費では、施設営繕の会計年度任用職員の報酬等や地域創造部所管施設の修繕料及び工事費を計上しています。減の主な理由としては、施設の劣化状況を踏まえ、維持補修工事の減を見込み、計上しているためです。  2款1項15目まどかぴあ管理運営費は1,397万1,000円で、前年度比2億8,090万8,000円減です。  まどかぴあ施設整備費では、まどかぴあの大ホールなどの特定天井の調査、基本設計業務並びに設計監理業務の委託料の部分払いを計上しております。減の主な理由については、令和2年度は空調熱源及び舞台音響設備の更新工事や屋上防水改修工事などの大規模な工事を実施しましたが、令和3年度には工事の実施予定がないことから、全体事業費として減となっています。  47ページをお願いします。  6款1項1目農業委員会費は522万7,000円で、前年度比6万2,000円減です。  農業委員会運営費では、主に農業委員会の委員の報酬などと、農地基本台帳システムの保守料を計上しています。  6款1項2目農業総務費では、職員の人件費を計上しています。  6款1項3目農業振興費は988万5,000円で、前年度比243万8,000円増です。  農業推進費では、農政事務の会計年度任用職員報酬等や農事推進員の報償費、農産物直売所「ゆめ畑」大野城店の出荷農家への出荷手数料補助金などを計上し、前年度比214万1,000円増です。増の主な理由としては、農政事務の再任用職員の退職に伴い、新たに会計年度任用職員を採用するための報酬増によるものです。また、次の市民農園事業費では、市民農園や仲畑農園の維持管理費などを計上しています。  7款1項1目商工総務費では、職員の人件費を計上しております。  48ページをお願いします。  7款1項2目商工業振興費は7億1,168万2,000円で、前年度比2億9,054万4,000円増です。  商工業推進費では、中小企業融資制度の預託金や保証料補助金などを計上し、前年度比2億7,078万1,000円増です。増の主な理由は、新型コロナウイルス感染症の影響により中小企業緊急経済対策融資の融資実行額が増加したことに伴い、融資枠を確保するため、中小企業融資制度預託金を3億5,000万円から6億円に増額したためです。また、中小企業緊急経済対策融資による1年分の利子の補助並びに同融資制度などを使った借換えなどによる保証料補助の増加により、中小企業融資制度保証料補助金を2,079万2,000円増額したためです。  商工業振興費では、プレミアム付商品券発行支援事業をはじめとした市商工会への補助金や市公用交付用の特産品購入費を計上し、前年度比1,976万3,000円増です。新型コロナウイルス感染症の影響で低迷した地域経済の回復を図るため、プレミアム付商品券発行支援事業を販売額3億円、プレミアム率20%で実施することなどから増となっています。  7款1項4目観光費は4,530万6,000円で、前年度比1,102万6,000円減です。  観光対策費ですが、都市間友好交流事業では、災害時相互応援協定を締結している奥州市と交流の幅を拡げるため、大野城市の推奨品である鶏ぼっかけのPRに取り組む市にぎわいづくり協議会への補助金や、観光対策事業では、にぎわいづくり推進員の給料等のほか、大野城ガイドマップなどの本市PR媒体の作成費を計上しています。また、大野城市PRキャラクター大野ジョー運用事業を実施するための会計年度任用職員の給料等や運用業務委託料を含めPRに係る事業費、並びに市にぎわいづくり協議会への支援のための補助金及び地域情報発信アプリ「ジョークエスト」のアプリの保守料を計上し、前年度比587万1,000円減です。減の主な内容は、イベントや地域資源などの周知のための地域資源関係広告宣伝費を繰越予算で対応することや、市のPRキャラクター大野ジョーの派遣回数の減などにより、大野ジョー運用業務委託料を減額したことによるものです。  おおの山城大文字まつり補助金は、まつりの実施に係る経費の一部を補助するもので、前年度比515万5,000円減です。減の理由としては、令和2年度は、まつり記念タオルの製作は行ったものの、新型コロナウイルス感染症の影響により、これを活用した寄附・協賛の依頼を行わず、タオルの製作費と代替イベントに要した費用等を補助しましたが、令和3年度は、作製済のまつり記念タオルを活用して寄付・協賛の依頼を行うことから、令和2年度に補助したタオルの製作費分を減額するためです。  49ページをお願いします。  10款4項1目生涯学習総務費は726万1,000円で、前年度比60万9,000円増です。  国際交流費では、国際化推進員の会計年度任用職員給料等と各種翻訳のための委託料、スピーチコンテストの補助金などを計上しています。増の主な理由は、ハザードマップや日本遺産パンフレットなどの外国語翻訳委託料の増を見込み、計上しているためです。  続きまして、債務負担行為ですが、予算委員会説明資料の5ページをお願いします。  12番、まどかぴあ特定天井耐震化工事設計監理業務です。  期間は、令和4年度の1年間、限度額は627万5,000円です。この事業は、令和4年5月に予定しているまどかぴあ特定天井耐震化工事着工に向けて、令和3年度中から設計、監理業務を委託する必要があることから債務負担をお願いするものです。  以上で、ふるさとにぎわい課所管分の説明を終わります。 398: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりましたので質疑をお受けします。質問はありませんか。 399: ◯委員(中村真一) 46ページの一番下の段のまどかぴあ施設整備費の施設整備工事設計監理委託料ですが、残金の支払いって聞こえたんですけれども、こちらの工事については令和2年度で支払いは終わっているということでよろしいんですか。 400: ◯ふるさとにぎわい課長(白水浩良) まどかぴあ設計整備工事設計監理委託料の内訳についてご説明をいたしたいと思います。  内容としましては、一つはまどかぴあの特定天井の調査、設計業務と設計監理業務の部分払いの分で今回計上させていただいておりまして、工事につきましては令和4年度を予定しております。 401: ◯委員長(関井利夫) 令和4年度に実行する部分は、この債務負担行為に出ている12番の。 402: ◯ふるさとにぎわい課長(白水浩良) 債務負担の分につきましては、設計監理業務の実施設計分の10%と監理業務の分を今回債務負担ということで627万5,000円計上させていただいておりまして、当初の分につきましては、この分については実施設計の90%ということで部分払いの分のみを計上しておるというような内容となっております。 403: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか、中村委員。 404: ◯委員(中村真一) 特定天井耐震化工事は令和5年に行われる予定ということでよろしいんですか。 405: ◯ふるさとにぎわい課長(白水浩良) 工事につきましては、令和4年度に予定をしております。  簡単にスケジュールを申し上げますと、今年の2月から6月までの間に現地調査と耐震化工法の検討、基本設計を固めていきたいと考えております。今年9月から令和4年5月にかけて、それを受けての実施設計、工事につきましては令和4年5月から12月までの8か月間というところで想定を今のところしております。 406: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか。 407: ◯委員(中村真一) ありがとうございます。はい。 408: ◯委員長(関井利夫) ほか、質問はありますか。 409: ◯委員(原田真光) 48ページのプレミアム付商品券発行支援事業に関しまして、令和2年の分が、たしか2次募集がなくて1次募集で全て埋まっていたと思うんですけれども、倍率といいますか、どのぐらいの方が応募して、どのくらいの方が抽せんに外れたかっていう数値があれば教えてください。 410: ◯ふるさとにぎわい課長(白水浩良) 令和2年度の商品券の申込み状況でございますけれども、8,021人の方から申込みがあっておりまして、金額で3億4,673万円という内容となっております。当選された方が6,938人、金額で3億円ということとなっております。以上です。 411: ◯委員(原田真光) 令和2年度がたしかプレミアム率が20%で、今年度もたしか20%だと思うんですけれども、その認識で正しいのでしょうか。プレミアム率が20%なのかどうか。 412: ◯ふるさとにぎわい課長(白水浩良) はい、そのとおりで、令和2年度と同率で20%、令和3年度も実施していきたいと考えております。 413: ◯委員(原田真光) この事業に関しまして、令和2年度は交付税措置っていうものは行われたのでしょうか。それとも、これは市の独自の事業で一般財源からの分なのでしょうか。 414: ◯ふるさとにぎわい課長(白水浩良) 交付税措置はございませんけれども、県のほうから商工会のほうに補助金が入るようになっております。 415: ◯委員(原田真光) 3年度も同様ですか。 416: ◯ふるさとにぎわい課長(白水浩良) 3年度につきましても、商工会事業ということで、市の補助金と県からの補助金で実施するというふうなこととなっております。 417: ◯委員(原田真光) 県の負担の割合というものが分かれば教えてください。 418: ◯ふるさとにぎわい課係長(大串慶太) 私のほうから説明させていただきます。  まず、補助の内容はプレミアム分と事務費とあるんですけれども、まずプレミアム分につきましては、プレミアムの100分の10%という形になりますので、市と半分という形になります。事務費については、発行冊数によって補助の割合が段階的に決まっておりまして、その冊数に応じて補助が出されるような形になっております。以上です。 419: ◯委員(原田真光) ありがとうございます。 420: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますか。 421: ◯委員(松崎百合子) 47ページの一番上の農業委員会費のことでお尋ねします。  農業委員会の委員は12人ということですが、男女比、比率はどうなっているでしょうか。 422: ◯ふるさとにぎわい課長(白水浩良) 農業委員につきましては、12名のうち1名が女性となっております。 423: ◯委員(松崎百合子) 12名のうち1名ということは、10%に満たず、七、八%かと思いますが、2020年までにあらゆる委員会、主導的地位にある女性を30%にという目標があったんですけれども、これが進んでいないという原因はどのようにお考えでしょうか。 424: ◯ふるさとにぎわい課長(白水浩良) 農業委員につきましては、自薦他薦ということで候補者を決定して委員になっていただいておるわけなんですけれども、地元のほうでの状況にもよりますので、その辺までは市のほうとしては把握はできてないんですけれども、ただ自薦他薦の説明会を以前開いておりまして、その中でなるべく農業委員の方に女性を入れていただくようなお願いはしているところでございます。 425: ◯委員(松崎百合子) 男女共同参画宣言をして、前市長の施政方針にもありましたように、男女共同参画を進めるという方針の下、市ではあらゆる分野で完全なジェンダー平等を目指して今後も取り組んでいただきたいと思うわけですけれども、どうでしょうか。 426: ◯ふるさとにぎわい課長(白水浩良) 農業女性委員のいろんな協議の場が、県の農業会議のほうで行われておりまして、その話の内容を毎回定例会において女性の部員の方から内容の報告をしていただいておりますので、それを引き続き続けながら、農業女性の役割であったりといったところをほかの農業委員さんにも認識していただくようなことを今後とも続けていきたいと思っております。 427: ◯委員長(関井利夫) ほかにありませんでしょうか。 428: ◯委員(福澤信光) 1点、市民農園の事業で、これは市民農園設置運営事業で363万円の枠でいろいろあります、整備工事費だったり。これは、新たに市民農園ができるんじゃなくて、今あるところを整備していくということですか。 429: ◯ふるさとにぎわい課長(白水浩良) この分につきましては、今ある市民農園の返還申出があった場合、原状復旧した上で整地して返す必要がありますので、その分の費用ということで計上させていただいております。 430: ◯委員(福澤信光) 市民農園は大変人気があって、順番待ちだったりいろんな話を聞くんですけれども、今のところ全部埋まっている状況ですか。 431: ◯ふるさとにぎわい課長(白水浩良) 利用率でございますけれども、南地区のほうに若干空きが出ているような状況でございます。 432: ◯委員(福澤信光) それ以外の、例えば中央だったり違うところは埋まっているという認識を今感じたんですが、そういったところで増設というか、そういったことをするような予定は今のところないんですか。 433: ◯ふるさとにぎわい課長(白水浩良) 市民農園につきましては、説明不足だったんですけれども、中央地区のほうでかなり人気がありまして待機者も多うございますので、なかなか難しいところではあるんですけれども、農業委員さんであったりとか農地組合長さんあたりに適当な農地はないかということで情報提供を呼びかけているところでございます。もし適地がございましたら検討していきたなとは考えております。以上です。 434: ◯委員(福澤信光) この市民農園で1点気になることを聞いたんですけれども、人気が多過ぎて、知人友人にいっぱい申込みさせといて、4人させていざ2人当選したとすると、2人当選したところをある方が名義を借りてやっているとか、そういったちょっと不正行為みたいなのを1回耳にしたことがあるんですけれども、そういったのはしっかり認識されているんですか。 435: ◯ふるさとにぎわい課長(白水浩良) 一応決まりで1世帯1か所までということで決めておりますので、その辺は契約の時点でしっかり確認をするようにはしております。 436: ◯委員(福澤信光) しっかり監視のほうをよろしくお願いします。  それとあと1個、おおの山城大文字まつり、これ500万円の計上ありますけれども、3月定例会が始まって、市長の中でもサンキューまつりをやりたいというようなことを言われてありましたが、このおおの山城大文字まつりとそのサンキューまつりっていうのは関連が出てくるんですか。 437: ◯ふるさとにぎわい課長(岩本裕介) 大文字まつりの件については私のほうからお答えいたします。  施政方針で市長のほうがサンキューまつりという表現をしておりますけれども、内容的にはおおの山城大文字まつりのことです。サンキューというのが、今年度延期にした大文字まつりが第39回のまつりだったものですから、テーマを、みんなにサンキューというふうなテーマづけをしていました。そのテーマを来年度も引き続いてやろうということで今検討しております。以上です。 438: ◯委員(福澤信光) 非常にいいアイデアだと思うんですけれども、そこで1点、先ほどのタオル、昨年度タオルを作って、事業者さんにそれを多分今回配っていくみたいな話をされていたと思うんですけれども、そのタオルはデザイン的に、サンキューまつりと称してデザインは合うんですか。 439: ◯ふるさとにぎわい課長(岩本裕介) デザインは、サンキューとか39回とかいうことは入ってなく、言葉としては、おおの山城大文字まつりしか入ってないので、来年度も使えるようにはなっています。 440: ◯委員(福澤信光) なるほどですね。はい、いいです。 441: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか。                  〔「なし」の声あり〕 442: ◯委員長(関井利夫) ほかにないようですので、ふるさとにぎわい課所管分の質疑を終わります。  続いて、心のふるさと館運営課所管分の説明を行います。 443: ◯心のふるさと館運営課長(岩下剛司) それでは、心のふるさと館運営課所管分の当初予算主要施策事業についてご説明いたします。当初予算概要説明書の49ページをお願いいたします。  中段にございます2款1項16目心のふるさと館管理運営費、心のふるさと館の管理運営全般の予算でございます。対前年度比1,757万2,000円減の1億7,103万9,000円を計上させていただいております。主に企画展事業経費の精査減額等により予算計上額が前年度額と比較して減ということになっております。  それでは、各事業についてご説明をいたします。  まず、継続事業であります心のふるさと館運営事業でございます。こちらは、対前年度比650万8,000円増の1億3,810万7,000円を計上させていただいております。主なものといたしましては、会計年度任用職員の給料等、事業運営のお手伝いをいただくボランティアスタッフでありますここふるサポーターの活動費、光熱水費、施設維持管理費、市内小中学校との連携事業に伴う貸切りバス経費や各種機器の保守点検経費、常設展示のアイテム更新などの事業運営費、館内に設置しておりますカフェ、ショップの運営を行いますための実行委員会ヘの補助金、そのほか運営や事業実施に係る事務経費等を計上しております。  次に、継続事業であります心のふるさと館企画展事業でございます。こちらは、対前年比2,320万3,000円減の3,276万7,000円を計上させていただいております。主なものといたしましては、春、夏、秋の3回を予定しております特別展の運営に係る委託料、特別展実施に伴います資料の調査、借用、返却のための職員旅費などとなっております。  最後に、こちらも継続事業となります九州大学との連携協力推進事業でございます。こちらは、平成31年3月、本市と国立大学法人九州大学との間で締結されました連携協力に関する協定書に基づく連携事業の一環といたしまして、九州大学の学生さんたちに、心のふるさと館で実施されます各種ワークショップ等に参画いただいた際の報償金として計上させていただいているものになります。  以上で、心のふるさと館運営課所管分の説明を終わります。
    444: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりましたので質疑をお受けします。質問はありませんか。 445: ◯委員(中村真一) 確認ですけれども、ここふるショップで今いろんなグッズというか売られている分は、前、まどかぴあの中に小さい売店とかありましたね。あそこで売られいてた物が今ここふるショップで売ってあるんですか。 446: ◯心のふるさと館運営課長(岩下剛司) ありがとうございます。以前、まどかぴあの中に被災地応援まどかショップというものがございました。こちらのほうで東日本大震災以降の被災地の支援ということで、被災地の物産の販売を行っておりましたけれども、心のふるさと館が建築されてオープンして以降、そのまどかショップで取り扱っておりました被災地応援商品、そちらに熊本地震の応援商品も加えた形になりますが、それの販売と、あとは大野城市内の特産品推奨品の販売、あと、心のふるさと館としてふるさと館のオリジナルグッズであったりとか、大野ジョー君のグッズ、こういったものの販売、あとは市内の事業者さんによりますお昼のランチの提供であったりとか、ハンドメイド商品の販売であったりとか、そういったものも幅広く心のふるさと館のここふるショップのほうでは現在行っているというところでございます。以上です。 447: ◯委員(中村真一) 今、まどかショップはまだ閉まったままというか使用されてないと思うんですけれども、今後あそこはどういったことに使う予定なんですか。 448: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) まどかショップの跡地につきましては、まどかぴあのほうで情報発信スペースとして活用していくということで今方針を決めて進めているところでございます。内容が決定次第、リニューアルしながら開放していくということで今検討しておるところでございます。以上です。 449: ◯委員長(関井利夫) ありがとうございます。 450: ◯委員(中村真一) 今言われたようなことで、大体いつぐらいをめどにあちらをオープンされる予定なんですか。 451: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) コロナの関係がありましてちょっと遅れております。本来でしたら今年度中にする予定で検討はしておりましたけれども、来年度の早い段階でということで今進めているところでございます。以上です。 452: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか。 453: ◯委員(中村真一) はい。 454: ◯委員長(関井利夫) ほかありますか。 455: ◯委員(松崎百合子) 心のふるさと館の企画展事業ですけれども、春、夏、秋、今どのような企画で進めていらっしゃるんでしょうか。 456: ◯心のふるさと館運営課長(岩下剛司) 令和3年度になりますけれども、春、夏、秋の3回を予定しております。  春につきましては、本来であれば令和2年度、今年度実施する予定でございました「歴史教科書でみる考古名品」展というものを予定しております。大野城心のふるさと館といたしまして初めての重要文化財の展示を行う展示会となっておりまして、東京国立博物館さんであったりとか、そういったところから、歴史教科書で皆さんご覧になられたことがあるような、そういった考古名品を取りそろえた展示会を予定しております。  夏につきましては、ちょうど夏休み期間ということもございますので、仮称ではございますが「親子で楽しむアートな夏休み」と題しまして、フランスにルーブル美術館がございますけれども、ルーブル美術館で展示されている作品を小さい頃から模写されているご家族が静岡にいらっしゃいます。模写といいますと普通のお絵描きみたいなイメージを持たれるかもしれませんけれども、非常にすばらしい一つのアート作品といたしまして皆さんにお楽しみいただけるような作品を数多く作られている親子の方がいらっしゃいまして、その方々の作品を夏の期間、ふるさと館に展示いたしまして、あわせて親子でアートというものに親しんでいただく、そのためのアプローチであったりとか、そういったものを来られたお客様に一緒にご提示できるような、そういった展示会を夏で予定しているところでございます。  秋ですけれども、こちらも心のふるさと館といたしましては念願でございました国宝の展示を予定しております。「国宝翰苑の世界」ということで、太宰府天満宮で貯蔵しております国宝翰苑、こちらの一品展示を行いたいと。あわせまして、翰苑に描かれている世界観、そういったものを本館の学芸員等が随時勉強会をずっと行っておりまして、そちらの成果の公表も併せて、翰苑を読み取るといいましょうか、そういったものが繰り広げられる、そういった特別展ができればなというふうに考えているところでございます。  簡単でございますが、次年度の特別展3回については以上になります。 457: ◯委員(松崎百合子) 来年度予算は3,276万7,000円と減少しているようですけれども、今紹介された東京からの展示とかで、一応予算圧縮、大丈夫ですか。 458: ◯心のふるさと館運営課長(岩下剛司) 一つは、春の特別展に関しましては、先ほど申し上げたように今年度予定しておったものをそのまま繰り越して行うような形になります。若干のリニューアルはありますけれども。そういった面での経費節減が春に関しては図られるというところ。あと、夏の特別展、秋の特別展、いずれもですけれども、借用する箇所、どこから作品をお借りしてくるかという観点での輸送費が一つは低減されているところ、あとは我々のほうも2年半事業を行ってまいりまして、各種事業の節減といいましょうか、事務費の節減といいましょうか、そういったところも含めて令和3年度、来年度に関しては今計上させていただいている予算で特別展は実行できるというふうに考えているところです。以上です。 459: ◯委員(松崎百合子) 今、アジアの美で今週末まで展示中ですけれども、今度の展示にはかなり広告がされているようです。私は1回しか見てないんですけれども、いろんな人から何回も、国博よりも大きいというふうに聞いているんですが、その広告代というのはちなみにどのくらいなんでしょうか、今回。 460: ◯心のふるさと館運営課長(岩下剛司) 今回、新聞広告のほうにかなりの数で打たせていただいております。こちらにつきましては、今回の東京藝術大学スーパークローン文化財展、こちらの広報関連イベント業務を西日本新聞の関連会社さんが企画されております。プロポーザルで審査を行った企画という形を取っておりますけれども。その関係もございまして、主に西日本新聞でお見かけになられることが多いかとは思うんですが、広告1本幾らといいましょうか、委託料の範囲内で、その受託業者でございます西日本新聞イベントサービスさんのほうがかなりご尽力いただいていると言いましょうか、そういったような状況でございます。以上です。 461: ◯委員(松崎百合子) その委託料というのは広告のどのくらいになるんでしょうか。 462: ◯心のふるさと館運営課長(岩下剛司) ちょっと暫時休憩いただいていいですか。 463: ◯委員長(関井利夫) 暫時休憩します。     (休憩 午後2時49分)     (再開 午後2時49分) 464: ◯委員長(関井利夫) 再開します。 465: ◯心のふるさと館運営課長(岩下剛司) 今正規の数字は持ち合わせておりませんけれども、約500万円で広報関連イベント業務として、広告宣伝はもちろんですけれども、例えばチラシであったりとか、そういった媒体等の作成であったり、そういったものも含めて、要は広報と関連するイベントを実施いたしましたけれども、そういったもののトータルで今申し上げた約500万円弱だったかと思うんですが、そのぐらいの経費がかかっているというところでございます。以上です。 466: ◯委員(松崎百合子) 分かりました。安心しました。相当な額じゃないかといううわさが、そういう声も聞きましたので、500万円ぐらいということですね。  それで、今回西日本新聞の協力で広告が大きく出されたところなんですけれども、その効果とかいうのはどのような感じでしょうか。 467: ◯心のふるさと館運営課長(岩下剛司) 今回のスーパークローン文化財展ですが、昨日、3月7日日曜日の時点で5,300名を超えるお客様にご来場いただいております。先週からかなり、会期末が近づいてきたというところもあってでしょうか、平日に関しても相当なお客様にお越しいただいているところなんですけれども。特別展の観覧者の方のアンケートを見せていただいて、どういった媒体を通してこの展覧会をお知りになりましたかというところで、やはり新聞というところがかなり多くございました。広告ももちろんなんですけれども、今回の特別展に関しては新聞記事のほうにもかなり書いていただいておりまして、やはり特別展そのものの中身と、あと新聞を購読されるお客様の層といいましょうか、そういったものがマッチングした結果が、実際今お越しいただいているお客様の数というところに反映しているのかなというふうには思っています。  毎回毎回こういったような展開というのはなかなか難しい部分があるかと思いますけれども、今後の特別展に関しても、実施する特別展の内容と、それに応じたような媒体のチョイスといいましょうか、そういったものを可能な限り行いながら、できるだけ多くの皆様に、大野城市としての誇りであるこのふるさと館に来場いただいて、特別展をご覧いただければなと考えているところです。以上です。 468: ◯委員(松崎百合子) 私も西日本新聞の記事は見て、いち早く観覧に行ったところなんですけれども、とてもすばらしい、敦煌を実際に目の前に、クローンではありますけれども実物的なものがあって、ぜひ多くの人に見てもらいたいなと、触れてもらいたいなと思ったところです。  それで、やっぱり広告よりも記事のほうがインパクトがあると思うんですね。できるだけ記事、新聞社各社に営業されて記事にしてもらうとか、そしてテレビ局は特に来てもらうと、やっぱりそれを見て、見てみたいというような実感を、感じることが多いので、今後記事とか番組にしてもらうと無料ですし、そういうところにアプローチしていかれるのはいかがでしょうか。 469: ◯心のふるさと館運営課長(岩下剛司) ありがとうございます。様々な媒体がございまして、その媒体によって、要はターゲット層というのが異なってくるかとは思います。なかなか、無料でできるものというのと、どうしても金額がかかってしまうもの、より効果的なものはどうしても高額になってしまったりとか金額がかかってしまうものとかございますけれども、我々のほうとして、これまでいろいろお付き合いさせていただいた各マスコミの方であったりとか、そういったところにいろいろとコミュニケーションを取りながらといいましょうか、記事の製作であったりとか番組の作成だったりとか、その辺りも可能な範囲で広く知っていただけるような努力を続けていきたいと考えております。以上です。 470: ◯委員長(関井利夫) ほかありますか。 471: ◯委員(原田真光) 九州大学との連携協力事業に関しまして、以前質問したときにワークショップの中身は具体的にはまだ決まっていないという話だったんですけれども、今の時点ではもう決まっているのでしょうか。 472: ◯心のふるさと館運営課長(岩下剛司) 今年度も実は予定しておりましたけれども、コロナ禍の関係で中止せざるを得ない状況となってしまいました。次年度も改めて九州大学さんのほうとは継続してふるさと館としても連携事業を行っていきたいなというふうに思っております。ちょうど心のふるさと館が今年の7月で3周年を迎えます。1周年記念の事業を行った際に九州大学の筑紫キャンパスの学生さん方にご協力いただいて、スーパーボール作りであったりとか、そういったワークショップを行わせていただきました。なので、3周年のちょうど夏休みの期間といいましょうか、心のふるさと館が7月21日開館でございましたので、3周年の夏休みの期間中に九州大学さんの学生さんと、何かしら子どもさんに喜んでいただけるような、そういったワークショップが展開できればなというところでございます。以上です。 473: ◯委員(原田真光) 筑紫キャンパスということでしたら理学の院生とかが多いと思うんですけれども、全学のほうの学生さんを募集したりとか、そういったことは考えているのでしょうか。 474: ◯心のふるさと館運営課長(岩下剛司) 全学というと伊都のほうで、我々、今ここの立地といたしましても筑紫キャンパスが所在しているところになりますし、筑紫キャンパスさんのほうと日頃から我々の事業を含めて密にいろいろと協議等をさせていただいているところでございますので、まずは筑紫キャンパスのほうと協力しながらやっていくと。我々の所管課の事業としては今回は筑紫キャンパスさんのほうの学生さんとコラボしていこうかなと。後々そういった伊都のキャンパスの学生さんのほうともコラボするような形も広がっていければなとは考えているところでございます。以上です。 475: ◯委員長(関井利夫) それでは、ないようですので、心のふるさと館運営課所管の質疑を終わります。  地域創造部所管分で質疑漏れはありませんか。ございませんか。                  〔「なし」の声あり〕 476: ◯委員長(関井利夫) 地域創造部所管分での審査を終わります。  暫時休憩します。3時5分再開予定です。     (休憩 午後2時56分)     (再開 午後3時04分) 477: ◯委員長(関井利夫) それでは、皆さんおそろいですので、少し早いですが再開をいたします。  こども部所管分の審査を行います。 478: ◯こども部長(山口祥和) 皆さん、こんにちは。こども部長、山口でございます。  令和3年度のこども部の当初予算でございますが、こども未来課、こども健康課、子育て支援課の3課分で、合計で75億692万5,000円で、前年比で1億7,017万4,000円の減となっております。  詳細につきましては各課長から説明をさせます。どうぞよろしくお願いします。 479: ◯委員長(関井利夫) それでは、こども未来課より進めてまいります。 480: ◯こども未来課長(緒方一幹) それでは、こども未来課分をご説明いたします。当初予算主要施策事業の49ページをお開きください。  一番下の3款2項1目児童福祉総務費における職員給与費は、こども部職員27名分の給料、手当、共済費です。  次に、50ページをお開きください。  3款2項7目青少年・児童育成費について、上から順に説明をいたします。  1段目のファミリーサポート事業費は、1番目の白丸、ファミリー交流センター管理運営事業の指定管理者交付金589万5,000円、2番目の白丸、ファミリーサポートセンター委託事業の委託料742万1,000円で、前年度から変動はありません。  2段目の子育て支援事業費においては、1番目の白丸、ブックスタート事業が544万9,000円で、読み聞かせボランティアの報償を、まどかぷらっと制度のポイントに変更したことなどから、前年度から17万1,000円の減額となりました。  2番目の白丸の公民館親子サロン運営支援事業と、3番目の白丸、ぞうさんひろば事業は前年度から大きな変動はありません。  次に、3段目の青少年・児童育成事業費です。1番目の白丸、青少年健全育成事業には、青少年教育指導員の給料等や子ども会の活動支援や少年の船事業の補助など、青少年健全育成団体の運営や事業に対する補助金を計上しています。予算額は806万9,000円で、前年度から145万3,000円の減額となりました。これは少年の船事業などで、過去の実績等に基づき補助金を減額したものです。  次に、2番目の白丸、中学生・高校生交流の翼事業は、中学校の校長や団員の保護者から成る実行委員会が主体となって、市内の中高生を海外に派遣する事業です。平成3年度以来、28回、延べ485名を派遣しておりましたが、昨年度は新型コロナウイルス感染症拡大のため派遣事業を中止いたしました。予算額は実行委員会への補助金等375万8,000円で、前年度から70万1,000円の減額です。以前、訪問していたオーストラリアの学校と交流を再開することで、現地での交通費等、事業費を抑えることができました。本事業については、訪問先と密に連絡を取るとともに、今後の新型コロナウイルス感染症の状況を注視しながら事務を進めたいと思います。  次に、3番目の白丸、放課後子ども教室(アンビシャス広場)事業は、各コミュティセンターで、子どもの自由遊びの場であるアンビシャス広場を開催するものです。放課後の小学生の遊びを見守るため、4地区のアンビシャス広場委員会に運営を委託します。予算額は202万6,000円で、過去の実績等に基づき、前年度から22万6,000円を減額しました。  次に、4番目の白丸、子ども・若者育成会議事業です。市では、子どもや青少年の健全な育成に関する調査や審議をする機関として、条例で、子ども・若者育成会議と、成長段階ごとの4つの部会を設置しています。このうち、こども未来課は、子ども・若者育成会議と、子育て支援部会、子ども育成部会、若者育成部会の三つの部会の事務を行っています。予算額は会議の開催や啓発冊子制作の費用など131万4,000円で、今回、会議の回数を精査し、前年度から委員報酬や旅費等45万1,000円を減額いたしました。  一番下の白丸、青少年の居場所運営事業は、旧下筒井公民館を改修し、先月1日にオープンした青少年の居場所ユープレを運営するものです。青少年サポートスタッフの報酬や施設の維持管理費等、831万5,000円を計上しています。施設の設計監理業務や改修工事が完了したことから、前年度から6,961万7,000円の減額となりました。  次に、一番下の段の子ども情報センター運営事業費は、子ども情報センター運営事業として、すこやか交流プラザのれいわ子ども情報センター等で各種親子事業を実施するものです。予算額は2,257万9,000円で、主に1階の親子サロンで見守りを行う親子サロン指導員と、3階のフリースペースで親子教室等を開催する子育て応援指導員の報酬等になります。各指導員の勤務時間を見直し、前年度から232万1,000円を減額いたしました。  次に、51ページをご覧ください。  一番上の10款4項1目生涯学習総務費における成人式開催費は、成人式開催事業の129万8,000円で、記念品作成や会場使用料等、前年度とほぼ同額となっております。  債務負担行為、繰越明許費、地方債はありません。説明は以上です。 481: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質問はありませんか。 482: ◯委員(原田真光) 50ページの中学生・高校生交流の翼事業に関しまして、大体でいいので日程が分かれば教えてくだい。  もう1点ですけれども、今、新型コロナウイルスのコロナ禍でありますので、なかなか実行するというのも難しくなってくると思うんですけれども、そういった判断する時期、最終的にはいつ頃までに行くか行かないかというのは判断するものでしょうか。 483: ◯こども未来課長(緒方一幹) 日程ですけれども、10日間の本研修がありまして、その前後で事前研修・事後研修、それぞれ4回から5回予定をしております。今のところ、毎年8月のお盆ぐらいから行っているんですけれども、今年はまだ具体的な日にちは決まっておりません。  また、実施の可否についてですけれども、実は来週、現地の学校の関係者とオンラインで最終的な打合せをしたいと考えております。それによって、事前の団員募集とかもありますので、3月の末か4月の頭ぐらいには実施の可否を正式に決定したいと思っています。 484: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか。ほかにありますでしょうか。 485: ◯委員(神田徳良) れいわ子ども情報センター、親子サロンの1日平均、目の数値ですね、来館者数、今年は目標150人としてありますけれども、今年はワクチンの接種会場となっていると思うんですが、そういった意味では150人の目標は大丈夫でしょうか。 486: ◯こども未来課長(緒方一幹) 非常に、ワクチン接種の会場となって、ちょっと戸惑っているところではあります。ただ、開催日数が制限された今年度でも、やはり去年と同じぐらいの人数は利用されています。やはり子どもだけじゃなくて、その保護者の方もそういう居場所というのは必要とされているんだなと事業を行っていて実感していますので、可能な限り開催をして、できるだけ多くの人たちに利用していただきたいと思っておるところです。 487: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますか。 488: ◯委員(原田真光) 1点確認ですけれども、51ページで、成人式警備等委託料13万円という計上をさせておりますけれども、前年度分はこちらは、成人式記念品作成等委託料の中に含まれるのですか。 489: ◯こども未来課長(緒方一幹) 去年は警備等委託料という文言を出して予算には上げていなくて、成人式記念品作成代のほうで出していたもので、警備委託料と書いております。去年も実際に10万6,000円の警備委託料を予算として使っております。 490: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますか。                  〔「なし」の声あり〕 491: ◯委員長(関井利夫) ほかにないようですので、こども未来課所管分の質疑を終わります。  続いて、こども健康課所管分を始めます。 492: ◯こども健康課長(賀村悦子) こども健康課所管分についてご説明をいたします。当初予算主要施策事業の51ページをお願いいたします。  3款1項6目心身障がい者福祉費の子ども療育支援センター関係費です。予算額は2,192万3,000円で、主な内容は、会計年度任用職員の保育士の人件費及び療育事業委託経費等です。対前年比で100万6,000円の減額となっております。減額の主な理由は、会計年度任用職員の保育士の人件費減額分の74万3,000円となっております。  次に、3款2項5目母子福祉費の母子保護事業費です。予算額は426万5,000円で、主な内容は、母子保護事業として4名分の助産施設入所費及び1世帯分の母子生活支援施設入所費です。対前年比で57万4,000円の増額としています。増額の主な理由は、児童入所施設措置費として、助産施設の増額分となっております。  次に、3款2項7目青少年・児童育成費の子ども相談事業費です。予算額は3,248万9,000円で、主な内容は、令和3年4月1日に設置いたします子ども家庭総合支援拠点運営事業に係る子ども相談事業や赤ちゃんホームヘルプサービス事業、52ページ上段に掲載しております児童相談システム更新及び運用事業など4事業になります。対前年比で855万4,000円の増額となっております。増額の主な理由は、会計年度任用職員としての事務職1名分と子ども相談センター相談員6名分の人件費の増額分と、52ページ上段の児童相談システム更新事業の641万6,000円が増額という形になっております。  なお、本市におきましては、この拠点設置に係る必要な職員体制はほぼ整っておりましたので、現在使用しております児童相談システムを効果的に活用し、今後も関係機関とともに子どもの虐待防止に努めていきます。  赤ちゃんホームへルプサービス事業では、コロナ禍における利用者の利用時間数の減少に伴い、委託料を94万1,000円減額しております。  52ページをお願いいたします。  4款1項1目保健衛生総務費の母子保健推進費です。予算額は1億7,224万7,000円で、主な事業は、母子保健法を根拠に、妊娠初期の母子健康手帳交付事業から始まり、母親教室や両親教室、妊婦健康診査事業、すこやかエンゼルサポート事業など、妊娠期からの切れ目のない子育て支援を展開するため13の事業を所管し、対前年比で307万円を増額し計上をしております。  増額の主な理由としましては、いずれも会計年度任用職員の給料及び報酬等の見直しに伴う人件費の増額、丸の下から四つ目の事業、養育医療給付事業100万9,000円の増額、丸の下から二つ目の母子保健包括支援相談システム運用事業110万7,000円の増額となっております。  次に、53ページをお願いいたします。  4款1項2目予防費のこども予防接種費です。予算額は2億7,611万2,000円で、主な内容は予防接種法に基づく予防接種委託料、県外接種者への予防接種費用助成金などです。対前年比で3,053万7,000円の減額となっております。  減額の主な理由は、予防接種委託料については、子どもの予防接種について、子宮頸がん予防ワクチンと、令和2年10月から定期接種化されましたロタウイルスワクチン以外は、接種対象者人数がどれもやや減少していることから、それぞれを総計いたしまして3,443万5,000円の減額としております。なお、ほかのワクチン接種見込者数は表のとおりでございます。  こども健康課所管分の説明は以上でございます。 493: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。 494: ◯委員(中村真一) 51ページの3款2項5目の目の数値目標の中に、母子生活支援施設入所者とかありますけれども、この支援施設はどこにあって、どういう指導をしてあって、その指導した結果が出てれば教えてください。 495: ◯こども健康課長(賀村悦子) これはDV等、それから児童虐待等で支援が必要な方ということで対応させていただいておりますので、どちらにということは申し訳ありません、お伝えすることはできません。申し訳ございません。
    496: ◯委員(中村真一) 支援施設は具体的にどこっていうことは教えられないということですか。 497: ◯こども健康課長(賀村悦子) はい。 498: ◯委員(中村真一) はい、分かりました。 499: ◯委員長(関井利夫) 支援施設に入って、その後どうかっていうのも併せて聞かれたと思うんですけれども、それは大丈夫ですか。。 500: ◯委員(中村真一) すみません、それもお願いします。 501: ◯こども健康課長(賀村悦子) その後の経過については、順調に自立に向かっておられます。以上です。 502: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますか。 503: ◯委員(神田徳良) 同じことですけれども、虐待の通報というのはどういった、近隣の方からですか、それとも、保育園とか幼稚園の先生からとかでしょうか。 504: ◯こども健康課長(賀村悦子) 多いのは警察、それから庁内の関係機関、それと学校等を含みます教育委員会、大野城市内の小中学校からのご連絡をいただくことが多くなっております。以上です。 505: ◯委員(神田徳良) その内容的にはどういったことでしょうか。 506: ◯こども健康課長(賀村悦子) 令和3年1月末現在の子どもの虐待でご報告をさせていただきます。心理的虐待が429件、身体的虐待が221件、ネグレクトが207件、性的虐待が1件ということで、1月末現在の分を集計しているところでございます。 507: ◯委員長(関井利夫) ほかにありませんか。 508: ◯委員(原田真光) 昨年の当初予算の説明で、一時保護が8世帯だったということだったんですけれども、今年度もあったのでしょうか。 509: ◯こども健康課長(賀村悦子) すいません、休憩をお願いします。 510: ◯委員長(関井利夫) 暫時休憩します。     (休憩 午後3時26分)     (再開 午後3時26分) 511: ◯委員長(関井利夫) 再開します。 512: ◯こども健康課長(賀村悦子) 大野城市の要対協が把握しております令和2年4月から令和3年3月4日までに一時保護されました要保護児童の数は13名になっております。 513: ◯委員長(関井利夫) ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 514: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、こども健康課所管分の質疑を終わります。  続いて、子育て支援課所管分の審査に入ります。 515: ◯子育て支援課長(白石朋子) それでは、子育て支援課所管分についてご説明をいたします。予算に関する説明書の53ページの下段からになります。  3款2項1目児童福祉総務費は44億2,436万1,000円で、前年度比2,509万9,000円の減となっております。  二つ目の事業の私立保育所助成費は、私立の認可保育所13園、認定こども園3園及び小規模保育事業所2園に対する助成金や、届出保育施設、幼稚園等への補助金などです。  下から二つ目の白い丸の小事業の認可保育所定員拡充事業が前年度比2億510万2,000円の減となることなどから、事業全体で、前年度比2億4,811万円減の4億5,249万円となっております。今申し上げた認可保育所定員拡充事業につきましては、認可保育所1園の建て替え移転のための補助金を計上しております。定員は80人増の150人となる予定です。  次に、54ページをお願いいたします。  市立保育所事務費です。この事業は、市立保育所の運営に関する事業などを行うものです。  上から三つ目の小事業の市立保育所大規模改修事業は、新年度は筒井保育所の大規模改修を行うものです。前年度比1億211万2,000円の増となることなどから、事業全体で、前年度比5,730万7,000円増の3億8,318万1,000円を計上しております。  続きまして、子ども・子育て支援給付費です。  一つ目の小事業の施設型給付費は、私立保育所等へ運営費を給付するもので、新年度については、定員120人の認可保育所と、定員19人の小規模保育事業所が新たに開設されることなどにより、前年度比2億1,721万1,000円の増となるため、事業全体としましては、前年度比1億4,218万5,000円増の32億1,262万4,000円を計上しております。  次に、市立保育所管理費です。この事業は市立保育所3園の施設の維持管理などを行うものですが、入札等により契約額が確定した業務の減額などから、前年度比174万1,000円減の222万3,000円を計上しております。  次に、一番下の児童手当等事務費は832万6,000円を計上しており、特に大きな増減はございません。  次に、55ページをお願いいたします。  3款2項2目児童措置費は児童手当等の扶助費で、前年度比4,098万4,000円減の22億7,064万1,000円を計上しております。  次に、下の段の3款2項5目母子福祉費につきましては、ひとり親家庭を対象とした事業を行うもので、3,000万5,000円を計上しており、全体としては大きな増減はございません。  最後に、56ページをお願いいたします。  一番上の10款1項2目事務局費の私立幼稚園補助金は、37万2,000円減の569万8,000円を計上しており、大きな増減はございません。  ご説明は以上でございます。 516: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。 517: ◯委員(福澤信光) 最初の3款2項1目の目の数値目標、これは前年も同じような内容ですが、待機児童4人を数値目標に掲げて、今度は待機児童ゼロを掲げていますけれども、これは何か根拠はあるんでしょうか。 518: ◯子育て支援課長(白石朋子) こちらにつきましては、予算を頂きまして様々な、定員拡充事業であったり保育士確保事業であったり、待機児童を減らす取組をしてまいりますので、来年度はゼロということで考えております。以上でございます。 519: ◯委員(福澤信光) 確かに保育士の確保も大事でしょうし、また、先ほどの説明の中で、認可保育所定員拡充事業で1園80人増の150人の受入れが可能となるとおっしゃっていましたけれども、こういうのが影響してくるんですか。 520: ◯子育て支援課長(白石朋子) こちらも待機児童の減少には効果があると考えております。以上でございます。 521: ◯委員(福澤信光) 次ですけれども、その園ですが、80人増の園はいつ頃受入れ可能になるのか。 522: ◯子育て支援課長(白石朋子) こちらは令和4年4月に開園予定でございます。以上でございます。 523: ◯委員(福澤信光) そこの認可保育所の名前とか、今は言えるんでしょうか。どういった、何保育園とか。 524: ◯子育て支援課長(白石朋子) こちらは、おおり保育園の予定でございます。以上でございます。 525: ◯委員(福澤信光) 今、既存にあるおおり保育園さんはマンションの1室の中に入っていますけれども、あそこに拡充するってなったら非常に厳しいと思いますよ。場所が変わるんでしょうか。どういうふうになるんですか。 526: ◯子育て支援課長(白石朋子) おっしゃるとおりで、移転をしまして拡充をする予定でございます。以上でございます。 527: ◯委員(福澤信光) 移転先とかいうのは、今はまだ報告は受けてないんですかね。 528: ◯子育て支援課長(白石朋子) 移転先は、上大利の交差点の突き当たりの土地を予定しております。以上でございます。 529: ◯委員(福澤信光) 150人もの受入れが可能になれば、待機児童ゼロは目の前だと思うんですけれども、この待機児童ゼロという言葉の裏に、入所待ち児童という言葉があると思うんですね。その辺で、待機児童ゼロになっても、入所待ち児童というのは一方で増え続けるのか。それとも、それも一緒に減っていくのか。どういうふうにお考えですか。 530: ◯子育て支援課長(白石朋子) 入所待ちの児童の方につきましても一緒に減っていくということで見込んでおります。以上でございます。 531: ◯委員(福澤信光) 待機児童は純粋に保育の申請をして待機しております。入所待ちは、あなたは保育園空きましたからここに行っていいですよって言われても、いや近くじゃないから行きたくない、自分の近くになるまで行けませんと言われるのが入所待ち児童だと思います。それが一緒に減ってくるという根拠は何かあるんですか。 532: ◯子育て支援課長(白石朋子) 先ほどから申し上げておりますこの定員拡充事業によりまして、入ることができる保育所が増えるということで、そのように考えております。以上です。 533: ◯委員(福澤信光) このおおり保育園さん、私もよく存じ上げていますけれども、上大利、中央地区にできますよね。ということは、その裏を返せば、中央地区に入所待ち児童の方が多いから、減っていくというお考えなのか、それとも、北地区、南地区、いろんな地区にいるけれども、このぐらいの移動距離なら皆さん十分にご理解していただいて園に預けられるという考えなんですか。どちらですか。 534: ◯子育て支援課長(白石朋子) かなり便利のよいところにありますので、ほかの地区からも入所があるかと思いますが、基本的には中央地区の待機児童が多いということで、一番効果が高いと考えております。以上でございます。 535: ◯委員長(関井利夫) ほかにありませんでしょうか。 536: ◯委員(山上高昭) 54ページ、一番上の表の関連ですけれども、大野北保育所の跡地ですね。この利用はどんなふうになりますか。何か協議中ということで聞いていたんですが。 537: ◯子育て支援課長(白石朋子) 大野北保育所の跡地の活用につきましては、まだ未定の状況でございます。以上でございます。 538: ◯委員(山上高昭) 昨年の予算委員会では協議をしているということだったんですけれども、協議は継続しているということなんですか。 539: ◯子育て支援課長(白石朋子) 継続している状況でございます。以上でございます。 540: ◯委員(神田徳良) 筒井保育所の大規模改修事業、これはどういう期間でされますか。 541: ◯子育て支援課長(白石朋子) こちらはまず4月に入りまして、設計等が終わる段階になりまして、建築予定期間としましては、7月頃から仮設のプレハブを建築する予定で、そちらが2か月の予定でございます。その後、本工事につきましては5か月間ということで予定をしております。以上でございます。 542: ◯委員(神田徳良) そしたら、プレハブが建って、そちらに子どもたちは移動して、間には仕切りか何かしっかりしてやるということですか。安全対策をしっかり取ってやるということですか。 543: ◯子育て支援課長(白石朋子) 園児の移動につきましては、全体、全員が一気に移動するということではなくて、少しずつ保育室の中の改修を進めていく、その部屋の園児が移っていくということで予定しておりまして、安全対策については考えているところでございます。以上でございます。 544: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますでしょうか。                  〔「なし」の声あり〕 545: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、子育て支援課分の質疑を終わります。  ここで、こども部全体の質疑漏れはありませんでしょうか。 546: ◯委員(原田真光) こども健康課に関しまして、先ほど一時保護が13人ということで、前年よりも恐らく増えたと思うんですけれども、先日、篠栗町の痛ましい事件もありましたし、単純に保護された人数が増えたというのは、事件が増えたということもありますけれども、虐待であったりとか、そういったものの市民の認知度が高まったという部分も考えられると思いますが、本市としては、そういった一時保護の人数というのはこれから増えるというふうに考えているのでしょうか。 547: ◯こども健康課長(賀村悦子) 一時保護の人数については、今の現状を見ますと、残念ながら増えていく可能性は高いと思っております。 548: ◯委員(原田真光) こういった虐待では、児童相談所と市の関係というのはすごく大切だと思うんですけれども、児童相談所の地域によって意識の差が結構高いというように聞きます。ある地域では児童相談所に相談をしたところ、なかなか見てもらえないとか、相談が門前払いというか、そういう形になってしまうという、地域によって差があると思うんですけれども、大野城市の担当課長から見て、児童相談所に関しまして、本市はどういった感じなのでしょうか。 549: ◯こども健康課長(賀村悦子) 大野城市と福岡児童相談所の関係はかなり良好かと思っております。以前は、数年前は大野城市を担当される児童福祉司が担当という形でおられませんでしたけれども、今は大野城市担当の方が2名いらっしゃいますので、かなり頻繁にお電話、もしくは共に家庭訪問等もさせていただいておりますので、2年前などよりはかなりいい形になっているかと思います。 550: ◯委員長(関井利夫) ほかに質疑は。 551: ◯委員(松崎百合子) 関連ですが、その13名の子どもは件数としては何件ですか。 552: ◯こども健康課長(賀村悦子) 13名ということでご報告をさせていただきたいと思います。件数についてはかなりそれに伴って伸びてまいりますので、かなり多い件数で対応させていただいております。ご参考までに、子どもの虐待対応件数は、令和3年1月末現在で1万5,974件の子ども相談センターの対応件数のうち、子どもの虐待については8,838件対応させていただいております。 553: ◯委員(松崎百合子) 件数というのは、きょうだい児とかで保護されたりしているのかなと。 554: ◯こども健康課長(賀村悦子) 13人中、きょうだいもカウントしまして12世帯です。子どもが13名、世帯としては12世帯になります。 555: ◯委員(松崎百合子) 理由としては、ネグレクトとか身体とかはどうなっているでしょうか。 556: ◯こども健康課長(賀村悦子) 先ほども申し上げましたが、心理的虐待、DV等を含みますのが一番多うございまして50%、身体的虐待が25.8%、ネグレクトが24.2%、性的が0.1%ということで、8,838件の内訳としては、DVを含む心理的虐待が一番多く、429件という形になっております。  恐れ入ります。13人の中の内訳になりますけれども、そのうち、一時保護で多いのは身体的虐待です。首から上の傷痕等があった場合にはすぐに一時保護という形なっていますので、身体的虐待が一番多うございます。 557: ◯委員長(関井利夫) 質疑はございませんか。 558: ◯委員(松崎百合子) 子育て支援課のほうにお聞きしたいんですけれども、コロナによって、昨年、登園自粛とかありましたけれども、保育士さんがやはりコロナのことで、子どもたちと密接に接触するので、なかなか子どもたちとディスタンスは取ることができないということで、感染させるんじゃないかとか、感染するんじゃないかとか、すごく不安が高かったというふうに聞いています。今度ワクチン接種が始まりますけれども、保育士さんが優先接種の対象になっていないようですが、担当課とかは優先接種を働きかけるのに、どういうふうなお考えがありますでしょうか。 559: ◯子育て支援課長(白石朋子) 保育士の優先接種につきましては、全国的な状況等も見ながら検討していきたいと考えております。以上でございます。 560: ◯委員長(関井利夫) 質疑漏れはないようですので、こども部所管分の審査を終わります。  暫時休憩します。     (休憩 午後3時48分)     (再開 午後3時57分) 561: ◯委員長(関井利夫) 再開します。  これより議事課、出納室、監査委員事務局所管分の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 562: ◯議事課長(舩越善英) 議事課所管分についてご説明いたします。令和3年度当初予算主要施策事業の25ページをお願いします。  1款1項1目議会費になります。令和3年度当初予算は2億5,796万5,000円を計上しております。前年度比は747万6,000円の減となっております。  予算の増減の大きなものについて、事業別に説明をいたします。  議会議員費は1億9,858万4,000円で、前年度に対し619万6,000円の減となっております。主なものは、議員報酬の231万1,000円の減額、議員手当の194万8,000円の減額となっております。これは、新たに議員が当選するまでの間、議員数が19名となるためです。  次に、議員共済費は198万7,000円の減となっております。これは関係省令等の改正により負担金算定の割合が変更になったためです。  議長会事業の負担金補助及び交付金につきましては、全国市議会議長会の負担金が増額となっております。これは人口の伸びにより負担金が増額となることによるものです。
     続きまして、事務局運営費は864万5,000円で、前年度に対し53万円の減額となっております。主なものにつきましては、議会報告会の周知用の議会だよりについて、令和3年度は議会報告会の開催先が決まっておりますので、発行が不要となるためです。また、令和2年度は、本会議のインターネット配信用パソコンを購入しましたので、パソコン相当額が減額となっております。ほかはおおむね昨年度と同額となっております。  最後に、職員給与費は事務局7人分の人件費、前年度と比べて75万円の減額となる5,073万6,000円を計上いたしております。説明は以上になります。 563: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑を受けます。質問はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 564: ◯委員長(関井利夫) 質問がないようですので、議事課所管分の質疑は終わります。  続いて、出納室。 565: ◯会計管理者(楢木英幸) それでは、出納室所管分についてご説明いたします。当初予算主要施策事業の41ページをお願いいたします。  上段の2款1項5目会計管理費でございます。令和3年度当初予算は30万円ちょうどで、前年度と比較しまして22万7,000円の減となっております。減の主な要因は、封筒などの印刷製本費を減額したことによるものでございます。  続きまして、その下、12款1項2目利子でございます。一時借入金利子の予算額は9万9,000円で、前年度と比べ9万9,000円の減となっております。減の要因としましては、現在の低金利に合わせて算出し直したことによるものでございます。以上で説明を終わります。 566: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質問はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 567: ◯委員長(関井利夫) 質問がないようですので、出納室所管分の質疑を終わります。  続いて、監査委員事務局。 568: ◯監査委員事務局長(白壁弘昭) それでは、監査委員事務局所管分についてご説明いたします。資料41ページをお願いいたします。3段目の表でございます。  2款6項1目監査委員費でございます。総額2,614万7,000円で、前年度に対しまして582万9,000円の減となっております。主な理由としましては、再任用職員1名の人件費の減によるものでございます。  事業別に説明をいたします。  まず、職員給与費が2,328万6,000円で、正規職員3名分の人件費になっております。  次に、監査委員費につきましては239万6,000円で、前年度に対しまして26万8,000円の減となっております。主な理由といたしましては、各種監査委員会等の研修旅費の減によるものでございます。  最後に、事務局運営費でございますが46万5,000円で、前年度に対しまして8万9,000円の減となっております。主な理由としましては、監査委員会等の研修の参加減に合わせ、事務局職員随行の旅費の減によるものでございます。説明は以上です。 569: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質問はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 570: ◯委員長(関井利夫) 質疑はないようですので、監査委員事務局所管分の質疑を終わります。  ここで、先ほど財政課長より質疑の漏れに対するお答えがあります。 571: ◯財政課長(原田知弘) すみません、午前中の歳入の説明の際に、国有提供施設等所在市助成交付金、自衛隊の自動車教習所等、射撃練習場とかのお話をした際に、上大利の公務員官舎等の話が少し出たと思います。その件について金額等、調べてまいりましたのでご報告させていただきます。  令和3年度予算に関する説明書の、まず9ページをお開きいただけますでしょうか。9ページの上から四つ目の表でございます。こちらが朝説明した国有提供施設等所在市助成交付金の790万円、これが自動車教習所と射撃訓練場でございます。  戻りまして、4ページ、5ページをお願いいたします。4ページ、5ページの上から二つ目、真ん中の表でございます。こちらは固定資産税の表になっておるんですけれども、1目固定資産税、2目国有資産等所在市交付金という形になっております。2目のほうが上大利の公務員官舎の分とかの交付金という形で、固定資産税の中に含んでくるわけなんですけれども、5ページの表、内訳として、九州防衛局から福岡市水道事業管理者までそれぞれ、九州防衛局が171万2,000円と続いております。まず、場所等をそれぞれ口頭ですが申し上げたいと思います。  まず、九州防衛局の171万2,000円でございますが、まず、すぐそこにあります自衛隊の大野宿舎、それと筒井に同じように自衛隊さんの宿舎がございます。それから2番目、福岡財務支局の1,199万5,000円、こちらが上大利にございます公務員官舎の分でございます。3番目、大阪航空局159万6,000円、こちらは福岡空港の場外用地と申しまして、仲畑等に点在している空港が所有している土地がございます。そちらの分です。それから、福岡県総務部995万5,000円、こちらが、すぐそこにあります曙町一丁目にあります県職員住宅と春日原ですね。それと、月の浦にあります月の浦の県営団地、それから、山田にございます山田団地、こちらの分でございます。それから、福岡市水道事業管理者1,180万3,000円、こちらは乙金にあります福岡市の乙金浄水場の分の交付金になります。以上でございます。 572: ◯委員長(関井利夫) ありがとうございます。先ほどの報告で質問ありますか。 573: ◯委員(山上高昭) 固定資産税と同じぐらいということですかね。何か随分固定資産税より安いような気もするんですけれども。 574: ◯財政課長(原田知弘) 一応市税課のほうに確認しましたところ、固定資産税とほぼ同程度という形で計算をされているようでございます。以上でございます。 575: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか。ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 576: ◯委員長(関井利夫) ないようです。  これで本日の質疑、審査分は終わります。  明日はまた朝9時から開会しますので、よろしくお願いしたいと思います。  では、本日の審査を終了しました。ありがとうございました。     (閉会 午後4時08分)...